で、いままで感染の中心だった若年層のコロナの罹患経験が過半数なら、そもそもN抗体が切れるまでの3〜6ヶ月の間はコロナは拡大しない。なのでこういう推移なわけですよ。
もちろんN抗体が切れる頃にまた変異があれば感染拡大するだろうが、メモリーB細胞がワシワシと抗体を作るので重症化はしにくい。よって日本はコロナは終了したのです。スペイン風邪というインフルだって2年で終わりました。
死者が多く出た県ほど感染率が高くて勝ち組かもわたしや中村先生の提唱する山火事理論(かかるべき要因のある人がかかると感染拡大はピークアウトに向かう)では、結局なんだかんだで誰もがかかることになる。その点で県別が興味深い。
福岡、沖縄、大阪という、いままでコロナの感染拡大の度にボロクソに言われてきた県がもっともN抗体が多い。この県では感染が広がってもいままでのようには重症者はでにくいだろう。(大阪は平均寿命が極端に低い特殊地域があるので分からないが) 岩手も福島も高齢者率が高く、人口密度も低いから閉じこもっていたら高齢者施設のクラスターでも出ない限りはなかなか罹患しないがいずれは浸透するはずだ。
そんなわけで、いまだ自然感染していない高齢者にとっては脅威ではあるけれど、ワクチンも5回打ってるしもうすぐ6回目だしでいつまでも気にはしていられない。なによりこの20年で寿命は10歳以上伸びたのである。男性の死亡するピークが2000年が74歳だったのに2018年には85歳になっている。この負荷が社会保障として若い世代に重くのし掛かっている。
ここで1年くらい縮まろうが、この20年を考えれば誤差程度です。わたしの高齢者に片足突っ込んでますが、別にかまわないですよ。いままでが高齢化しすぎたのです。
それではみなさん、本日でコロナにはさようならです。
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蓋もしないでお椀に入れて3分です。ノリとか卵とか葱とかいれるとマジウマウマです。日清スゲエよ
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2023年5月8日の記事より転載させていただきました。