結局、ワクチン頼みで無理矢理抑え込むより、自然感染を交えたほうが最終的な被害は少なくなるということを立証したわけで、ロックダウンができなかった日本がラッキーなことに勝ち組となったわけです。これはいい教訓になったはず。ロックダウンをせずにあれほどボロクソに言われたスウェーデンは最終的な人口あたりの死者数ではフランスやイギリスよりずっと人口あたりの死者が少ない。
GWに第9波なんて来るわけが無かったこれ、ずっとわたしが言ってたんですが、3月時点でN抗体(コロナに罹患歴のある人)は全国では
こんな感じでした。N抗体は3〜6ヶ月はもつが、それが過ぎても体が覚えていてウイルスに侵入されるとウイルスが増える前にメモリーB細胞がどんどん抗体を増やすから重症化しなくて済む。これ、はたらく細胞にも出てくるから常識でしょう。
B細胞は、抗原の刺激により胚中心B細胞、抗体産生細胞およびメモリーB細胞に分化する。 メモリーB細胞は、記憶していた抗原の再刺激を受けると極めて短い期間で抗体産生細胞へと分化して、多量の抗体を作る。 2. 転写因子遺伝子の働きをオンにしたりオフにしたりする機能を持つタンパク質。 理研のサイトより
献血の血から計測しているので15歳以下は含まれていない。
で、もっと下の年代はどうよってことだと、実はインフルエンザの感染経路では集団生活をおくる学校や幼稚園などが大きな比率を占める。感染力が強い感染症では当たり前だが、東京都も第7波~8波は子どもの感染率が非常に高かった。
東京都の人口では10歳未満は人口総数に占める割合は7.4%なのに感染者における比率は遥かに上回る。推測でしかないが、16歳以上を上回るのは確実だと思われる。
となると、若年層のコロナ罹患率は相当に高く、ある意味集団免疫に高い形になっているわけだ。これは西浦関も認めていて「若年層には自然感染が行き渡っているが、高齢者はワクチンをしっかり打ったので自然感染が行き渡らず、第9波は寝たきり高齢者を中心に大変なことになる」とBuzzfeedで語っていた。で、それならワクチンの意味ないでしょ・・・・・。また仮に高齢者はいままで閉じこもっていたので自然感染率が低いとすると、西浦関のようにこの人たちに感染させないように行動規制すべきという論法だと、永遠に行動規制しないといけなくなる。もう支離滅裂。