変わったルアーの楽しみ方
紹介した書籍のルアー達は姿かたちは変だけどバスを釣るために考えられ、試行錯誤の末に完成したルアー達です。バスが食べているベイトに似ているか似ていないかは別問題で、あえて似せる必要が無いという考えに至ったルアービルダーの意図を考えるのも面白いですね。
使ってみて楽しむ
B級ルアーをエグっても楽しいですが、使ってこそルアーの本懐。キャストし泳がせ、「おー、こういうアクションするのか!」と使えそうな状況を考えてみたり。全然アクションしないルアーをチューンして使ってみたり。それで釣れたらもっと楽しいですし、釣り仲間に自慢したりSNSにUPしたりと、間違いなく忘れられない1匹になるでしょう。
ルアーをコレクションするのもバス釣りの楽しみ。本に載っているルアーを集めるもよし、1つのルアーを全カラー揃えるもよし。アムコのボックスにオールドルアーなんていうのもかっこいいですね。ルアーを眺め回してみると、同じルアーでも製造された時期によってメーカー名がモールドされていたり、ネームがプリントだったりといろいろな違いがあります。
ルアーをいじりながら「この時期は貫通ワイヤーだったのか」と新しい発見をしたり、「縦割れ、首割れ」。など判断してコレクションを増やしていくのも面白いでしょう。
終わりなきルアー沼へようこそ!
珍品ルアー、B級ルアーが紹介された書籍を3つ紹介しましたが、一風変わったデザインやカラーリング、開発者の意図・熱意が面白く、「なるほど」と知的欲求を満たしてくれます。
現在も変わったルアーが販売され今後も発売されることでしょう。そこには開発者のバスへの熱意、ルアーへの熱意が込められており、その思いを汲み取りながら釣りするのも楽しいのではないでしょうか。
B級ルアー列伝シリーズは現在も書店で購入できますので、ルアーを眺めるだけでも楽しいので機会があったら手にとってみて下さい。
<のんらとる/TSURINEWSライター>
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