(4)横隔膜:呼吸をするときに働く

姿勢を良くする筋肉と、呼吸で使う筋肉は9割9分同じです。つまり呼吸がスムーズに行かないと体に酸素が行き渡らず、疲れやすくなって姿勢がくずれます。

【トレーニング法】 両手を頭の後ろでクロスさせて、体を横に気持ちの良い程度に倒します。10秒ぐらいずつ交互に行います。気持ちが良いので、休み時間に数回すると気分転換にもなります。

1日1分、横隔膜を正しく使った呼吸を習慣化すれば、姿勢が整い自然とリンパや血流もアップします。呼吸がスムーズにできると心の健康にも役立ちます。

体幹をキープすると良いことがたくさん

筋肉はトレーニングすれば鍛えられ、何もしなければ衰えます。体幹がしっかりとキープできれば、

良い姿勢ができ、腰痛・肩こり・頭痛の予防改善 内臓(胃腸・子宮)の下垂予防や体調不良改善 頻尿・尿もれの予防改善 便秘・ぽっこりお腹・冷え症・むくみの予防改善

につながります。

簡単な運動で、改善できますので、ぜひ楽しんで継続してみてください。

長岡 智津子 スポーツインストラクター Feel株式会社 代表取締役社長 日本体育大学を卒業後、国立競技場トレーニングルーム勤務。30年以上健康に携わる指導(健康増進体操・ソシアルダンス・ポールウォーキングなど)を1週間に150人以上指導。楽しく・美しく体を動かすことをモットーに性別・年齢を問わず、多くのメニューで心身の健康増進と生きがいづくりのプログラムを提供。非日常的な体験企画も提案し笑顔溢れる人生の道先案内人。

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編集部より:この記事は「シェアーズカフェ・オンライン」2023年5月2日のエントリーより転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はシェアーズカフェ・オンラインをご覧ください。