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明治安田生命J1リーグで2021シーズンの15位から大きく順位を上げ、昨2022シーズンは7位フィニッシュとなった柏レイソル。更に上位を目指すべく積極的な補強を行って臨んでいる2023シーズンだが、開幕からここまで1勝4分5敗と大苦戦しており、一部のサポーターからは長くチームを率いるネルシーニョ監督(2009-2014、2019-)の続投を疑問視する声も出ている。
各ポジションで即戦力の獲得に成功した柏だが、新加入選手はここまで(4月29日J1第10節終了時点)それぞれが見せ場を作っているものの、いまひとつ結果を出せていない現状だ。そんな柏へ新加入した選手のうち、開幕から半数(5試合)以上で出場機会を得た選手について5段階で評価していく。
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DF:立田悠悟
評価点:3
ユース時代から所属していた清水エスパルスを離れ、2023シーズンから柏で戦うDF立田悠悟。清水がJ2降格となったタイミングだっただけに、立田自身相当の覚悟を持った移籍であったことは想像に難くない。新天地の柏では開幕から4試合スタメン出場を果たしていたが、勝てないチーム状況もあってか出場機会を得られない2試合もあった。
恵まれた高さを武器にクロスを弾き返すなど守備での貢献も見られる一方で、清水時代に度々見せていた正確なフィード力は鳴りを潜めている。若くして日本代表経験もある立田。世代を代表する長身DFであり、この移籍で大きく成長して欲しいと期待している。守備陣の一員として、高さと守備範囲の広さを武器に活躍しながらも、フィード力などの持ち味を発揮しきれていないことから評価を3とした。
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DF:片山瑛一
評価点:3
J2へ降格した清水エスパルスから移籍し、2023シーズンから柏で戦うことを選んだDF片山瑛一。同じく清水でDFラインを形成していたDF立田悠悟と揃っての移籍となり、連携面の不安要素は少ない。開幕からここまで10試合中7試合に出場し、これまで同様の豊富な運動量を武器に新天地でも安定した活躍を見せている。
特に開幕戦では、柏にとって今季初ゴールをマーク。守備の安定感に定評がある片山だが、このゴールシーンも含めて神出鬼没なポジショニングで攻撃でも怖さを出せている。守備面はもちろんだが、ここまでわずか6ゴールのみと得点力に乏しいチーム状態においては、さらに攻撃に絡む働きも期待したい。攻守両面への献身性を示しているものの、持ち前の運動量でまだまだ攻撃にも絡める場面が作れることから評価を3とした。
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