巨大カマキリ(gigantic mantis)
人間が絶滅したとしても、われわれが排出してきた炭素はしばらく地球に留まり続ける公算が大きいと、カリフォルニア州立大学の進化生物学教授であるエリザベス・アルター氏は説明する。そして、それは植物の大繁殖につながる可能性があるという。
植物の繁茂と多様性の増加は、最終的には大気中の酸素濃度を増加させる可能性があり、昆虫のボディサイズがより大きくなることが予想されるという。昆虫の成長は大気中の酸素濃度に部分的に依存しており、大気中の酸素が増えると昆虫がより大きな体を発達させる可能性が高まるというのである。

(画像=画像は「Vox」より引用、『TOCANA』より引用)
この「巨大カマキリ(gigantic mantis)」は小型犬ほどの大きさにもなり、同じくポメラニアンほどの大きさになったゴキブリを捕食するということだ。
このように人類が滅んだ後も逞しく地球上で進化を続けながら生き残る生物を考えることは、今のわれわれにとって重要な気づきをもたらしてくれるのかもしれない。そして、われわれ人類もまたやすやすと滅亡してなどはいられず、さまざまな変化に適応できる逞しさを備えることが求められているのだろう。
参考:「Vox」ほか
文=仲田しんじ
提供元・TOCANA
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