目次
ガイドツアーの楽しみ2:鉱山歩き
ガイドツアーの楽しみ3:ボート

ガイドツアーの楽しみ2:鉱山歩き

地下200メートルで舟にのる!ポーランド最古ボフニャ岩塩坑
(画像=『たびこふれ』より引用)

ガイドさんについて、岩塩坑内をひたすら歩きます。ここはルート内でも明るくかなり歩きやすい道。換気用にベンチレーターはありますが、さらにルート各所にドアを設置することで、通気をよくしているそうです。

地下200メートルで舟にのる!ポーランド最古ボフニャ岩塩坑
(画像=『たびこふれ』より引用)

ルートのほとんどは、このように岩塩で覆われています。塩の結晶も至る所で見ることができます。

地下200メートルで舟にのる!ポーランド最古ボフニャ岩塩坑
(画像=『たびこふれ』より引用)

もこもこと雲のような塩の結晶。

地下200メートルで舟にのる!ポーランド最古ボフニャ岩塩坑
(画像=『たびこふれ』より引用)

つららの様になっているところも!

地下200メートルで舟にのる!ポーランド最古ボフニャ岩塩坑
(画像=『たびこふれ』より引用)

岩塩坑内は静かで、ひんやりとして不思議な空気感。アレルギー物質などもないので安心です。が、方向感覚が全くわからず、ここで迷子になったらと思うと恐ろしい。

ガイドさんが"この上は街の広場ですよ"と、先ほどの広場まで地下散歩してきたようです。ボフニャの街の下には膨大な地下道が張り巡らされているのです。

地下200メートルで舟にのる!ポーランド最古ボフニャ岩塩坑
(画像=『たびこふれ』より引用)

岩塩で作られた彫刻で、昔の様子が再現されています。

地下200メートルで舟にのる!ポーランド最古ボフニャ岩塩坑
(画像=『たびこふれ』より引用)

採掘ツールも展示されています。中世は手作業で常に酸欠、水害や、メタン爆発の危険が伴っていました。天井付近に溜まるメタンを少しずつ燃焼するのは経験豊富な労働者に任されていたそうです。

地下200メートルで舟にのる!ポーランド最古ボフニャ岩塩坑
(画像=『たびこふれ』より引用)

ミルは、換気・採掘したしたものの運搬などに使われ、それまでの手作業から効率化がはかられました。ミルは人力だけでなく、馬も活躍していました!

地下200メートルで舟にのる!ポーランド最古ボフニャ岩塩坑
(画像=『たびこふれ』より引用)

岩塩坑内では約700段の階段を上り下りします。今回参加したコースは、少し荒めの鉱山ルートも進みました。

人が一列で通れるギリギリの幅、高さの道を進みます。地上に出て気が付いたのですが、足元は砂だらけになっていました。もっと体力に自信がある!という方には、さらにチャレンジングなルートも用意されています。真っ暗な中、防護服とヘルメット、ヘッドライトを着用して進むという肉体的、精神的にもタフさが必要とされるコースだそうです。冒険好きな方はぜひ!

地下200メートルで舟にのる!ポーランド最古ボフニャ岩塩坑
(画像=『たびこふれ』より引用)

鉱夫の道具と一緒に展示されていたメモ書きのようなもの。これは、当時、足の保温のために靴の中に干し草を入れていたそうなのですが、誰かが代わりに子供の宿題をつめこんでいたのでは?とされるもの。

地下200メートルで舟にのる!ポーランド最古ボフニャ岩塩坑
(画像=『たびこふれ』より引用)

手作業から、ミルそして馬力から電力、機械で採掘技術は進化してきましたが、1990年には採算が取れないということで工業用採掘は終了し、観光にシフトしました。現在もバスソルトの製造は続いています。

ガイドツアーの楽しみ3:ボート

地下200メートルで舟にのる!ポーランド最古ボフニャ岩塩坑
(画像=『たびこふれ』より引用)

ボフニャ岩塩坑の最大の魅力はボート!塩水で満たされた120メートルの距離をボートで進みます。

地下200メートルで舟にのる!ポーランド最古ボフニャ岩塩坑
(画像=『たびこふれ』より引用)

船頭さんのお話を聞きながら、ゆっくりと穏やかに進む不思議な空間。ここは地下ですが、塩水なので舟は海を航海するものと同じ船級登録がされているそうです!

地下200メートルで舟にのる!ポーランド最古ボフニャ岩塩坑
(画像=『たびこふれ』より引用)

ヘルメット着用のみでライフジャケットは着用しませんが、短い距離なのであっという間に到着です。以前、ふざけて塩水に落ちた人もいるそうなので、乗船の際はくれぐれもお気を付けください。