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インテリアはヤリスクロスのほうが充実
予防安全は同等。システムの基本が異なる
インテリアはヤリスクロスのほうが充実

ライズZグレードのインテリアは、中間グレードの「G」をベースにアップグレードされています。
ブラックを基調とした室内は、レッドのパイピングが施されたファブリックシートに、オートエアコン、6スピーカーが標準装備です、
Z専用装備としては、シートヒーター(4WD車は全グレード)に、ステアリングホイールとシフトノブが本革巻きになるほか、フロントドアとセンターコンソールボックスのアームレストをソフトパッド仕様として質感を高めています。
ただしライズはオーディオレスが標準仕様です。

ヤリスクロスのGグレードは、素材に上級ファブリックを使ったシートで手動の調整レバーが付いています。ステアリングとシフトノブは本革巻きですが、メーターはデジタル式でマルチインフォメーションディスプレイも4.2インチです。
上位グレードは、合成皮革+ツィード調ファブリックシートが電動調整式。さらに、オプティトロンメーターとディスプレイは7インチのなので、やや物足りなさを覚えるかもしれません。
エアコン、オーディオは、上位グレードと同様のオートエアコン(メッキダイヤル)と、スマートフォン連携に対応した8インチディスプレイです。
予防安全は同等。システムの基本が異なる
予防安全システムは、ライズがダイハツのステレオカメラを基本としたスマートアシストを搭載します。
Zグレードには「衝突回避支援ブレーキ機能」「衝突警報機能」「車線逸脱警報機能」「ブレーキ制御付き誤発進抑制機能」といった基本装備に、「ADB(アダプティブドライビングビーム)」「全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール/停止機能なし)「サイドビューランプ」「LKC(レーンキープコントロール)」が追加されます。
対するヤリスクロスは、ミリ波レーダーと単眼カメラを使ったToyota Safety Sence(トヨタセーフティセンス)を搭載しています。
内容は「プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]自転車運転者[昼]検知機能付き衝突回避支援タイプ)」「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)「LTA(レーントレーシングアシスト)」「AHB(アートマチックハイビーム)」「RSA(ロードサインアシスト)」「BSM(ブラインドスポットモニター)」「横風対応制御付きS-VSC」と機能的にはライズとそれほど変わりがありません。
駐車をサポートしてくれるアドバンスドパークを備えたトヨタチームメイトはハイブリッドのGグレード以上にオプション設定です。