「若気の至り」や「黒歴史」といった、思い出すと恥ずかしくなるような過去は誰にでもあると思いますが、ツイッターユーザー「どろしあ」さんが部屋の掃除中に発見し、「ガチで中見たくない」というつぶやきと共に投稿したのは、一冊のノートの画像。

 見るとそこには、学生が使う方眼ノートが写っており、表紙には黒のマジックペンででかでかと「DESU NOOT」と書かれているではありませんか!きっと「デスノート」を意識したものでしょうが、これはちょっと恥ずかしい間違いかも……。

 「デスノート」といえば、かつて週刊少年ジャンプで連載されていた、説明不要の有名マンガ。「ノートに名前を書かれた者は死ぬ」という作中のアイテムが大きな話題になりましたが、当時小学三年生だったどろしあさんも、友人に意地悪されたことが悔しくてノートを自作したようです。

 小学三年生は、ちょうど国語の授業でローマ字を習い始めるころですから、覚えたばかりの知識で一生懸命書いたのでしょう。ローマ字読みであれば、「デスノオト」と読めないことはありません。動機は物騒ですが、そう考えるとちょっとかわいらしくも思えてきますね。

 禁断のアイテムを手にしたどろしあ少年は、早速ノートに「〇〇時〇〇分 〇〇くん 〇〇されてしまう」と書きこみましたが……「もしも本当にそうなってしまったら……」という恐怖感から、すぐに消してしまったのだとか。

 もちろん作中のような効果はあるはずもありませんが、「自分のしたことは良くないこと」と反芻できたのは、小学三年生としては立派だったと言えるのではないでしょうか。その後は理科のノートとして、何事もなく使い続けていたようです。

 「かすかにこのノートを作った記憶があったので、見つけた時は少し感動しました(笑)」と、少し照れくさそうに語ったどろしあさん。ノートを手にすると、当時の思い出がよみがえったという点だけは、作中のデスノートと同じだったようですね。

<記事化協力>
どろしあさん(@drawcinya)

(山口弘剛)

提供元・おたくま経済新聞

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