【屋内用】 「エアビジュアル プロ」(US$399.00)
【屋外用】 「エアビジュアル アウトドア」(US$399.00)
筆者が導入した機器は屋外用「エアビジュアル アウトドア」(US$399.00)である。
なお、昨年購入時点での価格はUS$289.00で、現在は一気にUS$100以上も値上げされている。価格面で敷居が高くなってしまい非常に残念ではあるが、海外の行政機関も採用している機器であり、信頼性を求めるなら導入の価値が有ると思うので、検討候補に入れることをお奨めしたい。
測定可能な項目は以下である。
PM1 PM2.5 PM10 CO2(optionsensorが別途必要) 温度 湿度 気圧(屋外用「エアビジュアル アウトドア」のみ)
※ 自動測定間隔は5分 ※ 搭載されるsensorは不明 ※ Automatic calibration
本機器はPoE電源駆動であり、屋内設置のPoE電源から屋外にPoEケーブル(耐UV耐候性)を引き出す必要が有る。又は屋外商用電源を使用し、防水箱にPoE電源を収納し測定機器に給電する。PoE電源とPoEケーブルは添付されているので別途購入品は不要である。
パッケージには、測定機器、PoE電源と長短2種のケーブル、開閉用レンチ、取扱説明書などが入っている。
測定機器本体は耐候性樹脂の防水構造であるが、下部の測定用空気取り入れ口に直接水滴が吹き込む状態は望ましくないので、屋外であっても屋根が有り、直射日光が当たりにくく風雨が吹き込みにくい位置に設置したほうが良い。
通信は2.4GHz帯WiFiまたは有線Ethernetを使用するが、SIMカードを用意の上でoptionのUSBモデムスティック(3G/4G/LTE)での通信も可能である。
底部から。sensorのスロットが4箇所有り、白いマークはPMsensor(2個同じもの)がinstallされている。
青いマークはCO2sensorである。
残り1箇所は空きでoptionのsensorをinstall可能。右端はUSBモデムスティック用。
防虫網付きの底蓋。左に小さく見えるのが温度/湿度/気圧sensorである。
中央にPoEケーブルを接続する。