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■『運動脳』を読む圧倒的なメリット! 運動が習慣化する
■『運動脳』はどんな人に向いている?
■『運動脳』を読む圧倒的なメリット! 運動が習慣化する
「運動は健康的で、良い効果があるとわかってはいるんだけど……」そう思うビジネスマンも少なくない。確かに、運動は面倒だ。外に出て行うランニングなどでは、体力を使う、支度をする手間がある、などの要素があるためハードルが高い。
この面倒な運動を習慣化するためには、確固たる決意が必要だと思われるだろう。しかし、そんなものは必要ない。本書を読むだけで、多くの人のその問題は解決する。
本書では、運動のメリットが科学的にわかりやすく説明されている。具体的なアクションプランも記載されているが、メリットの説明に比べればほんの微々たるものだ。
実際、本書を読んだあと記憶に残っているのは「運動はとにかく良い!」という1点のみだ。少なくとも筆者はそうだった。
●「運動を習慣化する」というだけなら、この1点だけで十分
多くの人は「運動は良いもの」という事実だけを知っていて、具体的に「どのような効果があるのか」「ビジネスにどう活かせるのか」までを知っている人は意外にも少ない。
だからこそ、運動を日常生活に取り入れることができず、習慣化できずにいる、と筆者は思っている。
その点、本書を読めば運動の具体的メリットを嫌ほど知ることとなるため、体が勝手に運動を求めてしまう。これは誇張表現ではなく、本書を読んだあとは運動をしないと「人生において損をしている」と、肌感覚で思わされるのだ。
肌感覚でその事実を知ることになるからこそ、本書を読めば運動を習慣化できる、というロジックである。すべての人がそうなるとは決して言えないが、運動に対して前向きになれるというのは間違いないだろう。
■『運動脳』はどんな人に向いている?

結論、運動のメソッドを徹底的に解説する『運動脳』は、仕事で忙しく、運動をする時間がないビジネスマンに向いている。
本書は運動に対するモチベーションを高めてくれる。運動嫌いの筆者も、この本を読んでからは仕事の合間に20〜30分のジョギング・ランニングをこなし、計1時間の運動を毎日行うようになった。
現段階では劇的な変化があるとは言えないが、集中力や判断力の向上など、確かな効果が見込めているという事実はある。これらの事実から、『運動脳』は「仕事が忙しくて運動をする時間がない」というビジネスマンにこそ読んでほしい一冊だと言える。