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ロストバゲージ中の生活必需品はどうするの?
再度、詳細な紛失証明書の提出

ロストバゲージ中の生活必需品はどうするの?

航空会社によっては、1泊分の歯ブラシやアメニティなどの補償セットを現物支給する所もあるようですが、LATAM(ラタム航空)は何もありませんでした。

私の場合は、海外旅行保険に加入していなかったので、生活必需品の購入は全て自腹を切らなければなりませんでした。もし、保険に加入していて、その保険に手荷物補償が入っている場合は、最低限の生活必需品を購入するための費用を補償してくれるようです。やはり何が待ち受けているか分からない海外旅行には、保険に加入して行くのが、安全なのかもしれません。

問題は、何をどのタイミングで買えばいいのか、ということなのです。例えば、その当日届くのであれば、何も購入する必要はありません。翌日到着であれば、とりあえず最低限の歯ブラシと歯磨きだけ購入。二日以上かかるのであれば、靴下、下着。季節が夏であれば服だって必要となってきます。

ところが、当然ながら荷物は行方をくらましているので、いつ見つかるのかが分からないのです。予定が立てられません。そのため、買い物に時間を取られて、立てていた旅プランに影響する可能性すらでてきます。

私の場合は、とりあえず、初日に荷物が届かないことが分かった時点で、歯ブラシと歯磨きを買いに行きました。

再度、詳細な紛失証明書の提出

これは私が利用した航空会社LATAMだけなのかもしれませんが、空港で紛失証明書に簡単に記入してから数時間後、荷物捜索が困難なため、紛失証明書のさらなる詳細記入要請のメールを受け取りました。

使用言語は、英語、スペイン語、ポルトガル語の3か国語で、オンライン上の証明書に記入しなければなりません。荷物行方不明で心が折れている上に、旅の移動で疲れ果てている被害者に、外国語でしかも40分以内に10段階にもわたる書類をすぐ記入せよとは、あまりにも酷すぎる!

しかも、早く提出しないと、捜索にも影響すると「脅され」ては、疲労困憊していても記入せざるを得ないではありませんか!一番大変だったのは、スーツケースの中身を一点ずつ、色、サイズ、ブランド名、値段を書いていかなければならなかったこと。この箇所は、本当に紛失した際の、航空会社の補償額にも関わることなので、正確に書かないといけません。

書類の送信が完了すると、今度は、その書類を印刷、署名し、メールで送信する旨書かれてありましたが、これはさすがに無視しました。とりあえず、作成した証明書は保存しておきましたが。

正直言って、旅行一日目の夜はこの記入で終わった、という感じです。