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3月末に告示された道府県知事および議員、政令指定都市議員選挙などの前半戦、そして基礎自治体首長/議員選挙の後半戦が終わりました。歓喜に湧く陣営や涙を呑んだ候補はさまざまですが、勝っても負けても「良い政治」の希求は待ったなしです。まずは全力で挑まれた候補者の皆さん、そしてそれを支えた各陣営の皆様、本当にお疲れでした。しっかりと英気を養い、新たなステージに臨んでいただきたいと願っています。
今回は全国各地で初当選を果たした方もいる訳ですが、ふと思ったのは「果たして全国には、何人くらいの議員がいるのだろう?」という素朴な疑問です。総務省が先月発表した公開資料によると、その定数は次のとおりでした。
都道府県知事 47人
都道府県議会議員 2,570人
市区町村長 1,740人
市区町村議会議員 29,155人
計 33,512人
(出典:総務省報道資料 地方公共団体の議会の議員及び長の所属党派別人員調等)
これに国会議員(衆議院465人、参議院248人)を足すと、わが国には計34,938人の議員が存在することになります。
その中の圧倒的大多数が選ばれるのが今回の統一地方選挙だったわけで、そのぶん多くの初当選議員が誕生したことでしょう。仮に1割だとしても3千人、2割なら6千人の方が公人としての第一歩をスタートする訳ですが、そんな皆さんにお伝えしたいのが本日のタイトルです。