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一緒に水浴びをしてから自然薬を調合
最後に

一緒に水浴びをしてから自然薬を調合

チェンマイの山奥で心を癒すディープな体験!象乗りも曲芸もない象と人との楽園「エレファント・サンクチュアリ」
(画像=『たびこふれ』より引用)

急斜面の上の竹やぶには45歳の老象が先行して入り込み、バリバリという凄まじい音を立てて竹を鼻で折り倒している。竹の幹は食べないのだが、笹の葉が大好物なのだそうだ。

あとは、この象と先になり、後になりながらの山歩きや渓谷歩きを楽しむ。我々はもう、この巨大な象がいきなり脇に寄って来ても驚くことはない。肩や鼻を軽くたたいて声を掛け合う"山仲間"に過ぎない。

チェンマイの山奥で心を癒すディープな体験!象乗りも曲芸もない象と人との楽園「エレファント・サンクチュアリ」
(画像=『たびこふれ』より引用)

ランチタイムへのラッキーと母親の乱入、まるで夢を見ているような象たちとの幻想的な川歩き、象の体を冷やし肌を守るための"泥スパ"、童心に戻っての水のかけっこ、そして樹皮を使った自然薬の調合と投薬。

ふと気づいてみれば、心の芯から癒されたのは、日常の暮らしに疲れた我々人間だったのではあるまいか。

場内に入ると象たちが挨拶にやってくる。

1歳の"ラッキー仔象"はわがまま放題。

象と一緒に山や川を歩く夢のような時間。

泥スパを終えたらみんなで水遊び。

最後に

  • 入場したら、ビジターには手織りの色柄鮮やかな民族衣装カレン服が貸与される。頭からすっぽりかぶる半袖貫頭衣なので、日焼けの気になる人は長袖シャツ着用や日焼け止めの使用をお勧めしたい。
  • 渓谷や川歩きに備えて、水に濡れてもいい頑丈なスポーツサンダルも必要だ。ジャングルの中では虫除けスプレーが欠かせない。
  • ガイドが撮ってくれた写真はサイトから無料でダウンロードできるので、撮影を気にすることなく象の世話や観察に専念できる。

基本情報

  • 施設名:Toto's Elephant Sanctuary
  • 住所:Unnamed Road, Ban Chang, Mae Taeng District, Chiang Mai 50150
  • 電話: 062 456 6838

文・写真・クンター吉田/提供元・たびこふれ

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