国民民主党は、日本維新の会、有志の会の皆さんと緊急事態条項についての共通条文案を取りまとめました。これまで衆議院憲法審査会で議論されてきた内容を踏まえたもので、各会派の合意が得やすい内容になっていると考えます。この案をベースに、是非、他会派の皆さんとも具体的な条文案について合意を得ていきたいと思います。
いざという時に国会の機能が失われてしまう事態は避けなくてはなりません。東日本大震災の時は、実際に、統一地方選挙ができず、県会議員等の任期を特例法を作って延長しました。国会議員の任期の場合、4年及び6年の任期が法律ではなく憲法に明記されているので、その任期の特例延長には憲法改正が必要であるというのが私たちの考えです。
今年は、関東大震災から100年、東日本大震災から12年目の年です。今こそ、非常事態に備えた規定を整備しておかなくてはなりません。本日の発言の概要は以下の通りです。
共通条文案はこちら↓
憲法審査会発言要旨(2023年4月6日)
国民民主党代表 玉木雄一郎