一方的な終了通知がある

なお、商品の取引画面には、「受取拒否をしても、4月15日13時には自動的に振り込みが完了する」と表示されている。あまり時間的猶予は残されていない。その後、何回かやりとりをしたあと、次のようなメールが届いた。いわゆる「終了通知」である。

“事務局にて取引内容を慎重に再確認いたしましたが、誠に残念ながら下記2点の理由から、これ以上出品者に対応いただくようお願いをすることができません。

お客さまが商品の受取評価をしており、取引が完了している 事務局からの通知後も、出品者からの返品・返金の合意が得られていない

私は取引評価をしていない。つまり取引は終了していない。メルカリ事務局がなし崩し的に事態を曲解し終了させようとしているように思えた。やむを得ず、消費者庁に連絡をいれる。これが2023年4月11日である。

消費者庁の対応とは

消費者庁代表に電話をいれる。緊急性が高いことを説明したところ、居住地に近い国民生活センターへの連絡を指示される。消費生活センターに連絡し事情を説明すると、運がいいことに担当官が速やかにメルカリに連絡をいれてくれた。