MF:伊藤涼太郎(アルビレックス新潟)

開幕から好調を見せているアルビレックス新潟のMF伊藤涼太郎。今第8節はアビスパ福岡を相手に前半から2点を先行される難しい試合展開だったが、最終的には伊藤の活躍でひっくり返して見せた(3-2)。後半開始早々に直接フリーキックを沈めると、終盤にミドルで同点弾をマーク。さらに終了間際にこぼれ球を押し込みハットトリックを達成。まさに「伊藤劇場」とも呼べる試合展開を作り出した。


FC東京 FW渡邊凌磨 写真:Getty Images

FW:渡邊凌磨(FC東京)

残念ながら今第8節でセレッソ大阪に敗れ(1-2)、4戦未勝利となったFC東京。しかし、そんな中でもFW渡邊凌磨の活躍ぶりは明るい話題と言えよう。ミドルレンジから強烈なシュートで相手守備陣に脅威を与え、極めつけはゲームを一時同点にする圧巻のボレー。胸トラップからの見事なボレーを叩き込むゴールセンスは、次節以降の勝利への布石ともいえる1発になったのではないだろうか。


京都サンガ FWパトリック(当時ガンバ大阪)写真:Getty Images

FW:パトリック(京都サンガ)

リーグ戦2連敗で迎えた第8節の京都サンガ。相手は前節に今季初勝利を挙げ、連勝を狙うガンバ大阪。関西勢同士の対戦となったことも相まって激しい試合展開となった。そんな試合を決定づけるゴールを挙げたのが、昨年まではガンバ大阪に所属していたFWパトリックだった。終盤の決定機を逃さず、値千金の勝ち越しゴールを挙げたあとでも、古巣への敬意感じるゴールセレブレーションを見せたパトリック。激しい試合の中でも、印象的な感動する場面を作り出した。


ヴィッセル神戸 FW大迫勇也 写真:Getty Images

FW:大迫勇也(ヴィッセル神戸)

好調ヴィッセル神戸を牽引するFW大迫勇也は、2009〜2013年に所属した古巣鹿島アントラーズ相手でも圧巻の活躍を見せた(5-1)。DF植田直通、DF関川郁万という屈強な鹿島の最終ラインを相手にしながらも、高いポストプレー技術で起点になり続け攻撃を牽引。自身も2得点を挙げてチームをさらに勢いづける大勝に大きく貢献した。