DF:マリウス・ホイブラーテン(浦和レッズ)
今季浦和レッズへ加入したDFマリウス・ホイブラーテン。ここまでも正確なフィードで攻撃への貢献も見せていたが、今第8節は、終了間際に得たセットプレーを頭で合わせ、嬉しい移籍後初ゴールでチームの勝利に大きく貢献した(対北海道コンサドーレ札幌4-1)。守備面でも相手が直近2試合で6得点を挙げていることを考慮すれば、完封とまではいかなかったものの、1失点に抑えられたことでホイブラーテンをはじめ守備陣も好調であることの証になったはず。次節以降も、引き続き浦和両センターバックの攻撃力にも注目だ。
MF:奥埜博亮(セレッソ大阪)
好ゲームが多いながらも、今一つ勝ち星を積み上げられないセレッソ大阪。しかし、今8節はFC東京を相手に接戦を制し(2-1)、上位勢に食らいついていく姿勢を見せた。そんな勝利の立役者となったのがMF奥埜博亮だ。いつも通り中盤の底で相手に簡単には自由を与えない守備で貢献しながら、攻撃でも2ゴールを挙げる活躍を見せている。相手のスーパーゴールもあり、失点を0にすることはできなかったが、貴重な勝ち星を得る原動力となった。
MF:マテウス・サヴィオ(柏レイソル)
前節は今季初勝利を挙げ、連勝を狙う中迎えた今第8節の柏レイソル。残念ながらサガン鳥栖を相手に1-1と勝利を得ることはできなかったが、そんな中でも柏の背番号「10」MFマテウス・サヴィオの活躍ぶりは次節以降にも大いに期待が持てるものだった。再三強烈なミドルシュートで鳥栖ゴールを脅かし、先制を許す展開の中でこぼれ球に詰めて同点弾をマーク。チャンスメイクでも貢献し改めてゲームメーカーぶりも披露した。
MF:東俊希(サンフレッチェ広島)
今第8節も勝利(対横浜FC3-0)し、連勝街道を突き進むサンフレッチェ広島。そんな広島の左サイドで躍動したのがMF東俊希だ。逆サイドからのクロスに反応し先制点をマークし、さらに鋭いグラウンダーのクロスで相手のオウンゴールを誘って見せた。開幕から3戦勝利が無く出遅れた広島。首位を追いかける上で連勝をどこまで伸ばすのか注目だ。