目次
サンドペーパー(紙やすり)の番手とは?
サンドペーパー(紙やすり)の研磨剤とは?

サンドペーパー(紙やすり)の番手とは?

サンドペーパーのザラザラの正体

サンドペーパーの番手とはサンドペーパーの表面についている研磨剤の粒の粗さを表した数字です。番手が低いほど粒は大きく粗く、番手が高いほど粒は小さく細かくなっています。この番手によってどの作業に適しているサンドペーパーなのかを判断することができます。

【DIY】サンドペーパー/紙やすりの選び方!番手とその用途を解説!
(画像=ライター撮影、『暮らし〜の』より引用)

サンドペーパーについている番号

番手の番号は#100などの表記がされます。#は番号の前に置かれる記号で、そのあとに続く数字がサンドペーパーの粗さを示します。基本的に番号が低ければ荒いサンドペーパーで研磨力が強く塗装剥がしなどに向いていて、番号が高いほど鏡面研磨などの細かい研磨に使われます。

【DIY】サンドペーパー/紙やすりの選び方!番手とその用途を解説!
(画像=ライター撮影、『暮らし〜の』より引用)

サンドペーパー(紙やすり)の研磨剤とは?

研磨剤によって用途が変わる!

サンドペーパーは用途によって使われている研磨剤が違います。それぞれの研磨剤には得意な材質があるので、適切なものを使ってあげることでより作業効率が良くなる上に作品の仕上がりも良くなります。

【DIY】サンドペーパー/紙やすりの選び方!番手とその用途を解説!
(画像=ライター撮影、『暮らし〜の』より引用)

溶融アルミナ WA研磨材

【DIY】サンドペーパー/紙やすりの選び方!番手とその用途を解説!
(画像=ライター撮影、『暮らし〜の』より引用)

高純度の溶融アルミナで作られている研磨剤で白い色をしています。乾式のサンドペーパーに使われることが多く、靭性が少し弱いので堅木やステンレスなどの研磨に使われることが多いです。

炭化ケイ素 CC研磨材

黒色炭化ケイ素は未反応の状態の炭素を使った黒色の研磨剤です。特定の反応を示すと緑色の緑色炭化ケイ素として別の用途に使われます。耐水サンドペーパーなどに多く使われているのが特徴で、木材・金属・プラスチック・ガラスなど幅広く使われます。

人造ガーネット

酸化アルミナに酸化チタンを添加したもので無色または薄い赤色をしています。木材用のサンドペーパーに使われることがおおいです。過去には天然のガーネットの削りくずを使用していましたが、近年では人造ガーネットの方がコストなどに優れるようになったので用途が増えています。