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冬〜春のアオリイカは泳がせ釣りが最適
アオリイカの泳がせ釣りの仕掛けとタックル
冬〜春のアオリイカは泳がせ釣りが最適
冬から春にかけ成長したアオリイカの大物を狙うにはヤエン釣りが主流ですが、ヤエン釣りは多少技術とコツがいるベテラン向きの釣り方です。ですが、アオリイカ釣りに慣れていない人でもあきらめてはいけません。ショアや堤防から投げ釣りで挑戦できる浮かせ釣りなら、アオリイカを釣ることができます。
初心者でも挑戦できるウキ泳がせ釣り

出典:unsplash.com、『暮らし〜の』より引用)
ウキ泳がせ釣りは、ウキの下の仕掛け(針)にアジなどの活きエサをつけポイントに投げ込む釣り方です。ロッドやリールを扱える技術さえあれば初心者でも大物アオリイカにアタックできます。
アジの活エサを使うので、ウキの動きやアタリのタイミングのコツを掴かみましょう。また活エサのアジに元気がなければ釣果は期待できないので、アジを入れるバケツとブクブク(空気を送る道具)を忘れないように準備してください。
アオリイカの泳がせ釣りの仕掛けとタックル
アオリイカの泳がせ釣りに出かけるにはどんな仕掛けとタックルを準備すればよいのか迷う方が多いのではないでしょうか。仕掛けやタックルにはさまざまなタイプがあります。仕掛けを選ぶポイントや、最適なロッドやリール、ラインなどを紹介しましょう。
仕掛けには針がついている部分が透明と黒色の2種類があります。アオリイカに活きエサが仕掛けだと気づかれないために、昼間は透明、夜間は黒色がベストです。アオリイカは食欲が旺盛ですが注意深い習性があるので、釣りをする時間帯で仕掛けの色を使い分けるようにしましょう。
②ウキ泳がせ釣りのタックル

出典:unsplash.com、『暮らし〜の』より引用)
ロッドは長さ5m前後の3号から5号がベストです。短いロッドは使い回しが楽ですが、アワセを入れたときの力が仕掛けまで伝わりません。リールはドラグ調整機能がリールの後ろに付いている、アオリイカ専用のリアドラグタイプや中型スピニングリールがおすすめです。
ライン(道糸)はアオリイカのヒキに対応する太めのナイロン4号〜5号またはPE1号がよいでしょう。もちろん対象のアオリイカのサイズによっても変わります。
③胴付き仕掛けは自作できる
投げ釣りの仕掛けは主に天秤仕掛けと胴付き仕掛けがありますが、胴付き仕掛けは構造がシンプルなので自作できます。またアタリがダイレクトに伝わり根掛かりに強いのがメリットです。
作り方は、まず仕掛けの長さを決めハリスをカットします。道糸側にサルカンをオモリ側にスナップ付きサルカンを結びます。サルカンに糸を通し輪を作り、輪の中に糸の端を4回通して締めれば完成です。自作の仕掛けにトライするのも楽しいですよ。