フリマアプリで売れた商品を発送するとき、郵便局やヤマト運輸の営業所まで荷物を持っていくのは面倒ですよね。そのようなときは、近所のローソンにある「スマリボックス(SMARI)」を利用するのが便利です。でも、いったいどうやって使えばいいのでしょうか? そこで今回は、筆者が実際にメルカリで売れた商品をスマリボックスで発送してみましたので、その手順を写真付きでじっくり解説しましょう。

そもそもローソンにある「スマリボックス」って何?

ローソンに行くと入口付近に「スマリボックス(SMARI)」が設置されているのを見かけたことがある人も多いでしょう。

よくゴミ箱と間違えてしまう人が多いようですが、これは自分で商品の発送ができるセルフ発送ボックスです。

スマリボックスは現在、関東、関西、中京地区のローソンを中心に設置されており、「メルカリ」「ラクマ」「モバオク!」「PayPayフリマ」「ヤフオク!」などで売れた商品の発送や、ZOZOTOWNなどで購入した商品の返品などに利用できます。

これまで、ローソンで「e発送」サービスを利用して荷物を送るときは、店内にある「Loppi(ロッピー)」で発送伝票を発券。そのあとレジに持って行って手続きしないといけないのが面倒でした。

しかし、このスマリボックスを使えば、レジに並ぶことなく、スピーディーに荷物の発送ができるのです。

もちろん、送り状は自動作成されますし、匿名でやり取りできる「プライバシー発送」や荷物の配達状況の追跡も可能です。

というわけで、今回はとっても便利なスマリボックスを使って、実際にメルカリの商品を発送する方法を紹介しましょう。

メルカリの発送にローソンの「スマリボックス」を実際に使ってみた − レジに並ぶ必要なし!
(画像=スマリボックスは関東、関西、中京地区のローソンを中心にサービスを展開中。駅やショッピングモールなどに設置されていることもある(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)

スマリボックスで送れる荷物の大きさは?

メルカリで売れた商品をスマリボックスを使って送る場合、郵便局の「ゆうゆうメルカリ便」かヤマト運輸の「らくらくメルカリ便」を選択することになります。

スマリボックスには、ゆうゆうメルカリ便用とらくらくメルカリ便用の2つの投函口がありますが、発送できる荷物の大きさはそれぞれ異なっています。

メルカリの発送にローソンの「スマリボックス」を実際に使ってみた − レジに並ぶ必要なし!
(画像=スマリボックスは左側が「ゆうパケット/ゆうパケットプラス」用の投函口、右上がヤマト運輸の「宅急便60~100サイズ」用の投函口になっています(画像はメルカリ公式サイトより転載)、『オトナライフ』より引用)

ゆうゆうメルカリ便は左側の狭い投函口(縦7.2cm×横25.2cm)に入れるので「ゆうパケット」「ゆうパケットプラス」が利用できますが、投函できないサイズの「ゆうパック」は送ることはできません。

また、ゆうパケットプラス専用箱は投函可能ですが、ゆうパケットは厚さ3cmまでとなっていますのでご注意ください。

メルカリの発送にローソンの「スマリボックス」を実際に使ってみた − レジに並ぶ必要なし!
(画像=ゆうゆうメルカリ便の投函口はゴミ箱と間違えられることが多く、カバーされている店舗が多いようです。投函口のサイズは縦7.2cm×横25.2cmですが、ゆうパケットは厚さ3cmまでなのでご注意ください(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)

次に、らくらくメルカリ便を利用する際は右上の扉を開けたところに荷物を入れるようになっています。この投函口のサイズは縦30.0cm×横45.0cmで、「ネコポス」「宅急便コンパクト」「宅急便120サイズ以上」などを入れることはできませんので注意が必要です。

メルカリの発送にローソンの「スマリボックス」を実際に使ってみた − レジに並ぶ必要なし!
(画像=スマリボックス右上にあるのがらくらくメルカリ便用の投函口。扉をスライドさせて投函するようになっています。サイズは縦30.0cm×横45.0cmまでです(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)