目次
日よけ植物を使ったグリーンカーテンの作り方
日よけ植物でグリーンカーテンを楽しもう
日よけ植物を使ったグリーンカーテンの作り方
①どこにグリーンカーテンを作るのか

グリーンカーテンを作ろうと考えたら、まずどこにグリーンカーテンを作るのかを考えましょう。窓の外、ベランダ、縁側など、日よけにグリーンカーテンを作るのにふさわしい場所をうまく選んでいきます。
ただ、いろいろ考えてしまうと、どこに植えたらいいのかわからなくなってしまいますので、初めての方はとりあえずベランダや窓辺に作ってみるというはじめ方もおすすめです。
おしゃれなグリーンカーテンをイメージする

場所を決めたら、どんなイメージでグリーンカーテンを作るのかを考えましょう。窓をきれいに覆うように作るのか、グリーンカーテンと窓の間にスペースを作り、風や人が通れるようにするのかなど、作り方によってさまざまなカーテンを作ることができます。
エアコンの室外機などがある場所にグリーンカーテンを作る際、カーテンの内側に室外機を入れると直射日光からの日よけにもなります。野菜や果物を植える方は、収穫のしやすさなども考慮する必要があります。
②ガーデニングの基本的な用具でOK

どんな植物を使ってグリーンカーテンを作るのかを決めたら、さっそくその植物の植えつけの時期にはじめましょう。グリーンカーテンを作るための準備は、ガーデニングの基本的な準備と同じです。苗や種、プランター、用土や肥料、さらに必要となるのは、支柱やネットです。
直植えでグリーンカーテンを作る場合の注意点
同じ場所に同じ種類の野菜や果物を栽培すると、連作障害が起こることがあります。このため、毎年、同じ場所にグリーンカーテンを作ろうと考えてらっしゃる場合、植え付けの際に土を入れ替えるか、グリーンカーテンが終わったら、秋ごろに苦土石灰を入れて中和しておくようにしておきます。
直植えでグリーンカーテンを作ろうと考えてらっしゃる方は忘れずに行いましょう。
③直植えの場合は土を準備してから

グリーンカーテンを作る際も、通常のガーデニングのときと同じように、植物を植える前に土を耕しておきましょう。肥料を混ぜておき、苗や種を植える準備をしておきます。
植え付けの際は、それぞれの植物に合った植え方で植えていきましょう。必要であれば肥料を施し、水をたっぷりと与え、植物を育てていきます。苗を植える場合、高さが同じぐらいになるように調整し、株間は50cmほどにすることをおすすめします。
プランターの場合の植え付け

プランターを使ってグリーンカーテンを作る際、作りたいカーテンのイメージに合ったプランターを準備します。プランターは深さがあるのがおすすめです。種まきの場合、ひとつの穴に2~3粒ずつまき、株間は20~30cmほどにします。
大きなグリーンカーテンを作ろうと考えてらっしゃる方は、プランターをある程度準備することになりますので、事前にどれぐらい必要となるのか決めておいたほうがよいでしょう。
④植物が成長していったらネットを張る
グリーンカーテンのために植えた植物が生長していったら、ネットの準備をしましょう。ネットの張り方はいろいろあります。ネットの上部は、壁や柱にフックなどを使って固定するほか、ベランダの手すり、すだれ用の金具などに取り付けましょう。
ネットの下部は、プランターに固定するほか、ブロックなどの重いもので固定する方法があります。
ネットの張り方に工夫を
ネットの張り方ひとつで、グリーンカーテンの雰囲気がおしゃれに仕上がります。ただまっすぐに伸ばすのもひとつの方法ですが、少し斜めにすると日が当たりやすく、花や野菜、果物がよく見えるようになります。
洗濯の竿を使ってネットを張る人もたくさんいらっしゃいますし、市販のグリーンカーテン用のネットには、ネットを固定できるキットなどもあります。
⑤支柱を立ててネットに誘引する
グリーンカーテンを作るためにネットを張りたくても、ネットを張るスペースがなかったり、ネットを張るほどでもなかったりした場合などは、日よけ用の植物に支柱を立てるという方法もあります。
また、ネットを張った後に支柱を立てると、ネットへの誘因もうまくいきますので、支柱をうまく活用しましょう。
支柱とネットが一体化した製品もある
日よけの植物に支柱を立てる際は、植物のすぐそばに立てるようにします。支柱からネットに誘引するために、支柱とネットを結び付けましょう。支柱を立てた後は、風などで支柱が倒れないように注意しましょう。
なお、最近では、グリーンカーテンを作るためのさまざまな商品が市販されています。支柱とネットが一体化した製品もありますので、いろいろと検討してみるのもおすすめです。
⑥混み過ぎたグリーンカーテンはNG

グリーンカーテンを作る際、株間をあけて、通気もしっかりと確保しておくことは意外と重要です。グリーンカーテンに選んだ植物を隙間なく植えてしまうと、外の景色が見えなくなるため、室内が暗くなり、閉塞感すら生じてしまいます。
日よけと同時に採光も確保して、涼し気でおしゃれな窓辺を演出するようにしたいです。
虫が集まりやすいというデメリットも

混み過ぎたグリーンカーテンは、虫が集まりやすくなります。そのため、グリーンカーテンを作る際、株間をあけると同時に、窓や壁とグリーンカーテンの間に隙間を作り、通気を確保して、虫が集まってもストレスにならないようにしましょう。
窓辺に植物を置くと、緑がおしゃれで雰囲気はよくなりますが、どうしても湿っぽくなりがちです。換気をしっかりとして、なるべく窓辺をすがすがしくデコレーションしたいです。
⑦日々の管理を忘れないで

グリーンカーテンをおしゃれですてきに作るためには、日々の管理が大切です。とくに忘れてはならないのが水やりです。日よけとして育てている植物ですので、体力も奪われてしまいます。しっかりと水をあげて、必要に応じて肥料も施し、元気よく育っていくように管理するように心がけましょう。
日よけ植物の成長には時間がかかる

日よけのために植えた植物が、グリーンカーテンになるまでそれなりに時間がかかります。すぐに作ることができるわけではありませんので、焦らずにしっかりと育てていきましょう。しっかりと管理して、きちんと生長させることができたら、おしゃれですてきなグリーンカーテンとなります。
⑧日よけの植物を枯らさないように
日よけ植物は、ガーデニングで育てるほかの植物と同じように育てていきます。つまり、日よけ植物の葉が落ちれば拾わなければなりませんし、花や実が落ちたら掃除しなければなりません。
こうした日々の管理もしっかりと行っていかないと、せっかく涼し気でおしゃれな窓辺を作ろうとしても、汚らしくなってしまいます。なるべく日よけの植物を枯らさないように気を配りながら育てていきたいです。
日よけ植物が終わったら翌年の準備を

日よけ植物の生長が終わったら、グリーンカーテンの大掃除です。大規模なグリーンカーテンを作ってしまうと片付けが大変になりますが、枯れたまま放っておくと落ち葉などで周囲に迷惑をかけることもありますので、周囲に気を配りながら掃除するようにしましょう。
片付けが終わったら、翌年の準備です。連作障害を起こさないように土を調整し、再びおしゃれできれいなグリーンカーテンを作りましょう。
日よけ植物でグリーンカーテンを楽しもう
グリーンカーテンは、夏の鋭い日差しを遮断し、涼し気な窓辺をおしゃれに演出するガーデニングのテクニックのひとつです。毎日、植物を手入れする必要はありますが、省電力効果などもありますので、ぜひ日々のガーデニングで取り入れていきましょう。
お気に入りの花、野菜、果物などを育てながら作ることで、楽しみが二倍、三倍と増えていきます。
文・水木誠人/提供元・暮らし~の
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