短命に終わり、初代シビックバンまでライトバンからは撤退!
展示説明では48万8,000円とスタンダード仕様LA700の価格が掲載されているものの、上下分割開閉式のテールゲートに貼られたバッジを見ればわかるとおり、展示車はデラックス仕様のLM700である こうして、誰にも求められない高価で高性能なスポーツライトバンL700/L800はピックアップトラック版のP700/P800を含め1968年をもって生産・販売終了、約3年ほどの短命で終わりました。
もし販売が順調なら、1965年の東京モーターショーで展示したL700ベースの2ドアハードトップセダン「N800」を発売して、マツダやダイハツ同様の「ライトバンからセダンへ」の流れで小型乗用車へ進出する夢も、幻で終わったのです。
それでもライトバンの後継車は「ホンダ1300バン」を開発、1968年の東京モーターショーへ展示しましたが、こちらはセダンの販売不振で煽りを喰らったか、バンを発売しないまま終わり、1974年の初代シビックバンまでホンダのライトバンは復活しませんでした。
※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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