とうとう我が家の冷凍庫に常備してあった、アブラボウズの切り身がなくなってしまったので、仕入れに行ってきました。釣行当日、筆者は苦戦するも、同行者がモンスター級を仕留め、お裾分けという形でお土産を確保。ゲストにメヌケも確保した釣行をレポートします。
●茨城県のリアルタイム天気&風波情報
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
北茨城沖のアブラボウズ釣り
近海はナギであっても、水深600m以上の深場に住む、アブラボウズのポイントは遠くてシケのことも多いので、出船日は長期予報を参考に慎重に決定しているとのこと。
そのため、自分の都合に合わせて予約を入れることはできない。また、最近は人気の釣り物として定着してきたらしく、平日であってもすぐに予約が埋まってしまう。
「チャレンジしたい」と思ったら、2週間前くらいからHPの予定表を随時チェックすることをオススメします。
メヌケを狙うことも
アブラボウズのポイントの近くには、メヌケ専門のポイントもある。状況しだいでメヌケを狙うケースもあるので、5~6本針のメヌケ仕掛けも2~3セット準備しておくとよいでしょう。
竿とリール
水深は最深部で650m。使用するオモリは500号。根掛りが多い岩礁帯を攻めるので、しっかり底がとれる硬めの深場竿が基本となる。
リールは、PEライン10~12号が1000m以上巻けるものが必要です。
仕掛け
仕掛けは、大型が多点掛けしてしまっては手に負えないので2本針が基本です。
糸は幹糸40号、ハリス30号前後(針はネムリムツ28号、クエ35号前後)となります。
エサはスルメイカ、もしくはヤリイカ一杯掛け。8回前後の投入なので、10杯程度持ち込むとよいでしょう。
また、タコベイトは有効で、オレンジ、ピンク、グリーンに実績があります。ちなみに、実績船長のオススメはオレンジとのことです。
アブラボウズの釣り方
ほかの深場釣りと一緒で、船長の合図で順番に投入。
第十五隆栄丸では、大トモから順番に投入していきます。投入に間に合わなければ「1回お休み」は、深場釣りの常識なので気をつけましょう。
巻き上げは自由
巻き上げについては自由。アタッたら船長にその旨を伝えて、ドラグを調整して低速で巻き上げます。ドラグはグングン引いたら止まるくらいのイメージです。
アブラボウズは最初から最後まで暴れ、100mを切ってからはさらに一段と激しく暴れるので、丁寧にドラグ調整をするようにしましょう。
取り込みは20kg程度であれば1人で、60kgを超えるモンスターとなれば3人でも大変です。ギャフアップのお手伝いは積極的に。