イタリア最南端のシチリア島。日本でも人気上昇中で、ウニのパスタやカジキマグロなどの海の幸を中心としたグルメがよく紹介されています。でも、地元の人は毎日食べるわけではありません。みなさんは何を食べているのでしょう?1つはストリートフードがあります。
シチリアのストリートフードは種類がたくさんあるので、今回は東海岸地域を中心としたストリートフードを厳選して5つご紹介します。
目次
1. アランチーノ(Arancino)
2. スキャッチャータ(Schiacciata)
1. アランチーノ(Arancino)

(画像=『たびこふれ』より 引用)
日本のイタリアンレストランやピッツェリアでも扱われるようになり、ご存知の方も多いのではないでしょうか。いわゆる「ライスコロッケ」のようなものでシチリアのストリートフードの定番中の定番。
日本ではゴルフボールぐらいの大きさのものをよく目にしますが、本当はテニスボールよりひと回り大きいほどのボリュームがあります。定番はラグー(ミートソース)。その他にもピスタチオ入り、ハム入りなど様々な味が楽しめます。
パレルモの方では「アランチーナ」と呼ばれていますのでご注意を。
2. スキャッチャータ(Schiacciata)

(画像=『たびこふれ』より 引用)
イタリア語で「押しつぶされた」という意味の料理。シチリア弁では「スカッチャータ(Scacciata)」と言います。生地の中にチーズやハム等を挟み、パイのような形にしてオーブンで焼きます。意味だけで、押しつぶしはしません。見た目よりずっと軽く、ぺろりといけます。こちらも、ブロッコリーを入れたり、きのこを入れたり、具材は様々。また、生地もパンに近いものからパイに近いものまで色々あります。