目次
3. バスのチケットは地下鉄のチケットと一緒に買うべき!?
4. 地下鉄駅を出たらバスは「561」番へ

3. バスのチケットは地下鉄のチケットと一緒に買うべき!?

ミラノ・アレーゼの巨大モール「イルチェントロ」へ行ってみました!
(画像=『たびこふれ』より引用)

終点まで行く人は、そんなにいないみたいです。電車を降りたら標識に従って移動しましょう。写真右端がバスのアイコンです。ただし、その前に地下鉄を降りたらすぐに「バスのチケット」を買わなくてはいけません。 私はここでとっても困りました。

まさか、地下鉄のチケットとバスのチケットが同じ券売機で売っていると思わず、「バスのチケットはバス乗り場の近くにあるもんでしょう」と勝手に想像し、そのままバス乗り場に向かってしまったのです。

ミラノ・アレーゼの巨大モール「イルチェントロ」へ行ってみました!
(画像=『たびこふれ』より引用)

Rho Fiera駅は駅構内が広くバス乗り場まで出るのも遠いので、ちょっと不安になるかもしれません。バス乗り場も見つけにくい、と不評のようですが、基本的にバスのアイコンを目指していけば見つかります。 バス乗り場に着き、運転手さんに「バスのチケットを買いたいんですけど」と申し出ると「え?ここでは売ってないよ」とまさかの返答。バスの中でバスチケットを売ってないなんて!と思いますが、イタリアでは売ってたり売ってなかったり。

バスのチケットを求めてウロウロ......

基本的に、よくバスに乗る人はタバッキ(キオスクのようなお店)で回数券を買うのがオススメです。一回券もタバッキに売っています。タバッキは「T」と買いてある看板が目印です。 このとき、(タバッキでバスのチケットが買えることは)私も知っていた情報でした。

そのため「まぁ、地上のどこか、もしくは駅構内にタバッキがあるに違いない」と、やはり勝手に想像し(これがイタリア観光では危険なのです)地上を見渡してみたのですが、ちょっと大きそうな飲食店があるだけ。 「きっとあそこに売ってるに違いない」と、また勝手に想像して結構な距離を歩いて行きました。

結果フレンドリーなお姉さんが「バスのチケット?ごめんね、うちでは売ってないの。地下鉄の駅に売ってるわよ」と教えてくれました。 地下鉄の駅からここまで来たので、当然もし分かりやすい場所で販売されていれば見つかるはずなのですが......。それが見つからなかったから、ここまで彷徨ってきたんだよね......と心の中で思います。

ミラノ・アレーゼの巨大モール「イルチェントロ」へ行ってみました!
(画像=<券売機の画面。どれがバスのチケット購入ボタンか、わかるでしょうか?>、『たびこふれ』より引用)

結局ウロウロし続け、改めて地下鉄の駅員さんに聞くと「え、それだよ」と地下鉄の券売機を指されました。なんと、バスと地下鉄が同じ券売機!!「EXTRA URBAN」と書いてあるのがバスです。「BUS」という単語が一つもない不親切さに笑えてきますが、駅員さんは親切。「1.6ユーロのチケットを買うんだよ」と教えてくれました。

ミラノ・アレーゼの巨大モール「イルチェントロ」へ行ってみました!
(画像=『たびこふれ』より引用)

これは事前に知らなかったら、まず分からないのではないかと思います。今度イタリア人とお話する機会があったときは、「(EXTRA URBANでは分かりにくいので)券売機にBUSの文字をどこかに入れて欲しい!」と言っておこうと、心に誓いました。

ミラノ・アレーゼの巨大モール「イルチェントロ」へ行ってみました!
(画像=<こちらがバスのチケット。>、『たびこふれ』より引用)

せっかくここまでスムーズに来られたのに、バスチケットのおかげで小一時間足止めです。地下鉄のチケットと、見た目はほぼ同じ。同じ券売機から出てきたのですから、当たり前といえば当たり前ですが。

ややこしい券売機

ミラノ・アレーゼの巨大モール「イルチェントロ」へ行ってみました!
(画像=『たびこふれ』より引用)

ちなみに、これは電車専用の券売機。なので、ここでバスチケットは買えません。私は「コレかもしれない」と思い、ここで発券している女の子に「ここ行きたいんだけど、どうやっていったらいいの?」と聞いてみました。

その子はわざわざGoogleマップで調べてくれた上、この券売機でバスのチケットが売っていないか調べてくれたのですが(つまり、地元のイタリア人でも完全に理解していない恐ろしいバスチケットシステム!)結局、「バスのチケットはタバッキね。でもこの近くにはないかも......。」という回答でした。

ミラノ・アレーゼの巨大モール「イルチェントロ」へ行ってみました!
(画像=『たびこふれ』より引用)

こちらは、かれこれ4往復ぐらいした駅構内です。ガランとしていてちょっと怖いですよね。日本で言うと、展示会がないときの東京ビッグサイト的な雰囲気です。 物売りの人がいましたが、私があまりにもウロウロしているので不思議そうに見られてしまって、ちょっと恥ずかしい思いをしました。

彼に聞いてみてもよかったのですが「バスチケット?売ってやろうか」とか言われ定価の何倍かで売られたりしたら嫌だな、と思って話しかけなかったのです。

4. 地下鉄駅を出たらバスは「561」番へ

ミラノ・アレーゼの巨大モール「イルチェントロ」へ行ってみました!
(画像=『たびこふれ』より引用)

乗り場に来たら「561」番のバスに乗ります。不定期的に看板の掲載内容は変わるかもしれませんが、アルファロメオミュージアムの看板は常設なのではないかと思います。とにかく、「561」が来たらバスチケットを持って乗り込みましょう。

そして印字機にチケットを通して印字するのを忘れずに。コレを忘れてしまうと、発覚した場合罰金です。「イルチェントロ」と、乗るときに運転手さんへ告げておくとより安心です。「チェントロだよー」と教えてくれますよ。

実はもっと簡単な行き方がありました

帰り道は元来た道を戻っていくだけなので簡単ですが、バスチケットにご用心です!さらに、ミラノ中央駅からはイルチェントロへ行きのシャトルバスも出ていて料金は5ユーロ。なので、結局私が行った行き方よりも安い、簡単、ということになりますね。

あんなに頑張ってバスチケットを買ったのに、後からシャトルバスがあるということを知ってトホホという気分になりましたが、身をもって勉強になりました。そのため、冒険気分が味わいたい人は地下鉄とバスでも行けますよ、というご案内となります。