「天麩羅」という漢字表記

天ぷらは、漢字で「天麩羅」と表記します。
ここからは、そんな漢字表記について見ていきましょう。
もともと「あぶら」と読んでいた?
天ぷらは、漢字表記「天麩羅」。
これは、もともと「あぶら」と読んでいたのだとか。
そこから音読されて天ぷらとなったという説があります。
「天麩羅」の由来とされる物語
漢字表記の「天麩羅」にも、由来については諸説あります。
例えば「揚げ油の上辺(天)+小麦粉(麩)+(羅)」を寄せ集めた当て字であるとする説があります。
また、江戸時代の戯作者「山東京伝」が考案したという説があります。
時は江戸時代中期、天明のころ。
利助という男が、女と江戸に駆け落ちしてきました。
江戸で日々を過ごす中、利助は魚を油で揚げた大阪料理「つけあげ」がこちらには無いことに気付きました。
そこで、「つりあげ」を夜店でやろうと考えました。
その際、開店する際に山東京伝に料理名を相談したのだとか。
相談を受けた山東京伝ですが、「つけあげ」という名前のままでは江戸で流行ることはないだろうと考えました。
そこで既に江戸で屋台のあった「てんぷら」から、「天麩羅」という漢字を与えました。
「天」は、当時出自不明の人物を指して使われていた「天竺浪人」の天。
「麩」は衣となる小麦粉のこと。
「羅」は薄い衣の意、なのだとか。
この「天麩羅」のお店が流行ったことから、「天麩羅」という表記が広まり定着したとされます。
ちなみに天竺浪人とは、家出を意味する「逐電(ちくでん)」をもじり、ダジャレた言葉です。
天竺はインドの事を指すので、どこか遠くからやってきた人という事になります。
まとめ
天ぷらは、日本ではなくポルトガルから伝わったとされる料理です。
その名前もポルトガルを語源とする説が有力ですが、スペイン語やイタリア語に由来するとする説もあります。
提供元・FUNDO
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