■ アプリやWEBページの自動生成
ChatGPTは「自然な文字列」を自動的に生成するので、人間だけでなくコンピュータ向けの言語も生成可能。このため、アプリやWEBページのソースコードを自動生成するものも公開されています。
▼ アプリの自動生成「GPTApp」
ゲームアプリの企画・開発・運用を手掛ける株式会社ミリオンダウトの代表取締役、Takayuki Fukudaさんは、作ってほしいアプリを書くだけで、30秒ほどでChatGPTが作って公開する「GPTApp」をリリースした、と2023年4月6日にTwitter(@hedachi)に投稿。まだシンプルなものしか作れないそうですが、早速試した人たちのアプリも見ることができます。

▼ WEBページを自動生成「ロリポップ!AIアシスタント」
GMOペパボ株式会社が運営するレンタルサーバサービス「ロリポップ!レンタルサーバー」では、サイトの目的や用途、使用したい色などのテキスト情報を入力するだけで、WEBサイトのソースコード(HTMLとCSS)を自動生成する「ロリポップ!AIアシスタント」のベータ版を2023年4月5日より提供。

そのままWEBサイトとして公開できるほか、生成されたソースコードを編集・保存することも可能です。全部お任せで作ってもよし、AIが作ったページをひな形として作り込むのもよしと、ユーザーのレベルに応じて使えるのは便利ですね。
■ 小学生の疑問に答えるAI博士
教育の分野にもChatGPTは活用されています。子ども向けのオンライン教育プラットフォームを展開するキッズウィークエンド株式会社では、小学生の疑問に答えるキッズAI博士「AIウィー子ちゃん」のサービスを2023年3月22日より提供開始。

小学生向けのカリキュラムに基づき、算数や国語、理科、社会科などの教科についての知識を提供。繰り返し質問することでAIが学習し、ユーザーが興味を持った分野の自己学習スキルを身につけることができるといます。