使い方のコツを解説
1.ラインの放出方法
スピニングリールを竿にセットしたら、中指と薬指の間でリールフットを挟むようにして持ちます。次にラインを人差し指で押さえた状態でベールアームを起こしましょう。ラインを抑えたまま竿を振りかぶり、投げる瞬間にラインを離します。着水後はベールを戻しておきましょう。
また、静かに着水させるにはラインを人差し指で押さえる「フェザーリング」が有効です。獲物に違和感を与えにくく釣果にもつながります。
2.ラインの巻き方
ベールを再び起こし、ハンドルを回しながらラインを回収します。このとき、スプールに均等に戻すためには一定の速度で巻くのがコツです。なお、巻き取り開始時にラインのたるみがあると糸ヨレが発生しライントラブルの原因となります。ロッドをあおってテンションをかけてから巻き取りましょう。
バス釣り用のスピニングリール2選
1.シマノ・22サハラ2500SHG
22 サハラ 2500SHG
ギア比 | 6.2 |
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自重 | 240g |
大手釣り具ブランドのシマノから2022年に発売された新作です。番手が500から5000までと幅広いラインナップがあり多彩なルアーフィッシングに活躍。ピックアップする2500SHGはバス釣りに適した2500番手のハイギアタイプです。
1万円程度とリーズナブルですが、以下で説明するようなシマノの最新技術が搭載されコスパも最強となっています。
滑らかで快適な巻き心地
サハラのハンドルはガタツキが少ないねじ込み式が採用され、ストレスなく巻くことができます。また、パーツやその配置を見直しによる「サイレントドライブ」技術により回転音が静かになったため、繊細な釣りを楽しめるでしょう。
負荷にも強く疲れにくい
240gという軽量な上に、リールの重心を手元に近づける「Gフリーボディ」により疲れを軽減してくれます。また、ドライブギアを大径化しピニオンギアとの位置関係を見直した「Xシップ」によりパワーのある獲物とのファイトを楽しめるでしょう。
2.アブガルシア・23レボSPロケット2500S
REVO SP Rocket 2500S
ギア比 | 7.6 |
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自重 | 205g |
スウェーデンの釣具メーカー・アブガルシアから2023年にリリースされた商品です。1000~4000番までのサイズをそろえソルトウォーターにも強いベアリングを搭載しています。同社の中でも上位機種ですがバス釣り用の2500Sタイプが2万円強とコスパも最強レベルです。
軽量で強さも抜群のスピニングリール
1巻きあたり98mとご紹介するなかでも最大のギア比のためスピード感のあるファイトを楽しめます。また、左右の外観が異なる非対称ボディにより強度を落とさずに軽量化に成功。従来モデルに比べ最大117%サイズアップした大口径ドライブギアの採用によりパワーや耐久性も向上しています。
初心者にも扱いやすい
スプールのエッジ角度やベールの開放角を最適化する「ロケットラインマネジメント」により飛距離が伸び、ライントラブルが起きにくいのも魅力です。また、メインシャフトとピニオンギアの間に隙間を与える「フリクションフリー」構造により摩擦が減り、軽快な巻き取りができるでしょう。