背の高いティーレマンを一列目から目にすると、文字通り見上げる感じ。シャンデリアの輝きを背景に、ムジークフェラインに威風堂々と君臨してる。脱帽、お見事です。
オーケストラ、ホール、指揮者、プログラム、そしてコンマス(言わせて~。ほんっとにホーネック素晴らしかった)がものすごく高いレベルで揃った、極上演奏会。麻薬?媚薬?洗脳?恍惚?とても正気じゃいられない、魂を持っていかれる至福の80分。は~、これだからウィーンはやめられない。パリでは残念ながら得られない感動と興奮と狂乱。
前日の演奏会はこちらです。(過去の演奏会の様子のリンクもあります)
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年3月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。