ウーバーイーツ配達員のよくある悩み

ウーバーイーツ配達員によくある悩みをご紹介します。

【2023】ウーバーイーツ配達員は今でも稼げる?仕組み・給料と事故補償・労災を解説
ウーバーイーツ配達員の主な悩みは、配達先が見つからない、雨や雪、猛暑などの天候に左右される、バイクや自転車を自分で用意する必要がある、保証や確定申告が不安などです(画像=『オトナライフ』より 引用)

配達先が見つからない、アプリ上のピンの位置とズレている
ウーバーイーツの配達員用のアプリはGoogleマップと紐づけられています。配達先は地図上でピンで表わされますが、配達員はそれを頼りに配達を行います。

しかし、まれに「ピンずれ」という現象が起こり、配達するべき場所がどこだか分からなくなってしまうことも。ピンずれは住所の入力間違いや、Googleマップに正確なデータが掲載されていないなどの原因が考えられますが、おのずと配達時間が長くなり、クレームの原因ともなってしまいます。

雨や雪、猛暑が辛い
ウーバーイーツでもっとも辛いことのひとつが、悪天候や猛暑。

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悪天候や猛暑は単に「我慢すればいい」というわけではないのが困る点。たとえば真夏などはスマホが高温によってエラーになり、配達ができなくなることも。また防水スマホを使っていても、豪雨に晒されたら故障の危険もあります。もちろん悪天候や猛暑の日は配達員も少なくなるためインセンティブも期待できますが、体調管理にも気を付ける必要があります(画像=『オトナライフ』より 引用)

乗り物は自分で用意する必要がある
ウーバーイーツは乗り物を自分で用意しなければなりません。

【2023】ウーバーイーツ配達員は今でも稼げる?仕組み・給料と事故補償・労災を解説
(Image:Eyesonmilan / Shutterstock.com) ウーバーイーツの配達は自転車か原付バイクが基本。ただし、ウーバーイーツ側からは貸与されないので、自分で用意する必要があります。故障などした際も自己責任で修理する必要があります(画像=『オトナライフ』より 引用)

個人事業主のため事故発生時の補償や確定申告が不安
先述した通り、ウーバーイーツ配達員は個人事業主。配達用の自転車やバイクの故障に対する補償はありません。また、個人事業主として年間20万円以上稼いでいる場合は確定申告をする必要があります。

配達員が事故に遭うとどうなる?補償・賠償金・労災について

ウーバーイーツ配達員が事故に遭った際の補償や賠償金、労災について解説します。

自身への補償
ウーバーイーツは三井住友海上火災保険と包括連携協定を結んでおり、配達員は契約時にサポートプログラムに加入しています。

補償期間は配達中のみ。自身に対する傷害補償の内容は以下の通りです。

・医療見舞金(上限50万円)
・死亡見舞金・葬式費用
・後遺障害見舞金
・入院時または入院後稼働不能となった場合の見舞金(上限60日を上限、1日7500円)
・配偶者・被扶養者への見舞金(配達パートナーが死亡した場合)
・後遺障害等級の確定に要する費用
・入院一時金
・手術一時金

労災に入っていた場合の補償
2021年9月の法改正により、ウーバーイーツ配達員も労災保険に加入できるようになりました。

補償される内容は以下の通り。

・療養補償給付:治療費など全額補償
・休業補償給付:事故などにより仕事ができない間の収入補償
・障害補償給付:後遺障害が残った場合の補償に障害年金や障害一時金の支払い

事故の相手への補償
ウーバーイーツの配達中に事故を起こしてしまった場合、三井住友海上火災保険の対人・対物賠償責任補償を利用することが可能です。補償額には1億円の上限がありますが、配達宙に歩行者にぶつかって怪我をさせてしまった場合や、配達中に注文者の自宅や第三者の車両に損害を与えた場合などに利用できます。

なお、補償期間はあくまで「配達中」。配達中ではない時間以外の損害賠償は自分で支払う必要があります。