「稼げる副業」と話題になったウーバーイーツ配達員。自転車やバイクさえあればすぐに始められる上、支払いサイクルが短いことが特徴。稼いだ報酬を比較的すぐに受け取れます。

【2023】ウーバーイーツ配達員は今でも稼げる?仕組み・給料と事故補償・労災を解説
ウーバーイーツはフードデリバリーサービス。ネットやアプリで料理を注文すると、配達員が運んでくれるサービス。コロナ禍で一挙に普及しましたが、まだ利用可能な地域は日本の一部に留まっています。2023年以後は全国展開が期待されます。(画像引用元:ウーバーイーツ公式サイトより)(画像=『オトナライフ』より 引用)
【2023】ウーバーイーツ配達員は今でも稼げる?仕組み・給料と事故補償・労災を解説
(Image:Rodrigo Reyes Marin / Shutterstock.com) 一方、アフターコロナでのデリバリーサービスへの需要には疑問の声もあります。コロナ禍の副業といえば「ウーバーイーツ配達員」でしたが、外食が自由にできるようになったいまも、ウーバーイーツ配達員が以前と同じように稼げるか疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか(画像=『オトナライフ』より 引用)

この記事では、ウーバーイーツ配達員がいまも稼げるかどうかを中心に、稼ぐ仕組みや給料、補償などについて解説します。

【基礎知識】ウーバーイーツの配達の流れと報酬の仕組み

ウーバーイーツ配達員は、ウーバーイーツに雇用されているわけではなく、業務委託契約を交わした上で配達を請け負います。つまり、あくまで個人事業主です。

基本的に18歳以上なら誰でも登録可能。登録はオンラインで完結するため、面談の必要はありません。

報酬は基本料金+サポート手数料+インセンティブで決まる
先述した通り、ウーバーイーツ配達員は個人事業主のため、正確には「給料」ではなく「報酬」です。報酬は基本料金、インセンティブ、サポート手数料で決まります。

【2023】ウーバーイーツ配達員は今でも稼げる?仕組み・給料と事故補償・労災を解説
報酬は、配送料にインセンティブを加算した金額から、配達料の10%がサービス手数料として引かれて確定します。なお、この他に配達先から直接チップが与えられる場合があります(画像=『オトナライフ』より 引用)

配達料の金額は50円~550円ほど。また、インセンティブにはブースト、クエスト、ピーク料金があります。

「クエスト」は一定の配達数に応じてもらえるインセンティブ。たとえば「1日5回の配達で1,000円」といった内容で、回数も日数の単位もその時々で異なります。

「ブースト」と「ピーク料金」は同じく混雑する時間帯、エリアに与えられる配達料アップの仕組み。ランチタイムやディナータイムなどに報酬が1.1倍、1.3倍などになります。ブーストはアプリで事前確認できますが、ピーク料金は天気が悪い日などに突然アプリにあらわれます。

こうしたインセンティブを効率よく利用することで、ベテラン配達員は時給2,000円などを実現しています。

ウーバーイーツの注文からお届けまでの流れ
ウーバーイーツ配達員の仕事は、スマホで行います。

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ウーバーイーツ配達は、まずスマホをオンラインにしてアプリを起動するところから始めます。配達依頼を受けたら、Googleマップを利用して自転車やバイクでお店に向かい、注文番号を伝えて料理をピックアップします。その後、再びGoogleマップを参考にして料理を客先へ配達します(画像=『オトナライフ』より 引用)

配達時間は場所や状況によって変わる
配達員が多くいる時間帯やエリアの場合、自分の近くのお店の配達依頼が届くことが多いです。一方、周辺に他の配達パートナーが少ない場合は、比較的遠いお店の配達依頼が届くことも。つまり飲食店や客先までの距離が遠い場合、配達時間は長くなり、お届け時間も報酬も変わります。

アプリ内で確認できる支払明細から振込される
ウーバーイーツの報酬は毎週月曜日に締められ、火曜日以降に振り込まれます。つまり、週単位の報酬を毎週受け取ることが可能。報酬は配達アプリ内から確認できます。

ウーバーイーツ配達員は今でも稼げる?実際の給料の目安

アフターコロナで、ウーバーイーツ配達員の現状は一般的には厳しいと言われています。

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コロナ禍でウーバーイーツ配達員が増加した一方、飲食店の休業や閉店が相次ぎました。しかし、フードデリバリーへの需要はあるため、宅配業者は乱立することに。結果、ウーバーイーツ配達員一人ひとりの収入低下に繋がっています(画像=『オトナライフ』より 引用)

なお、SNS上では今年2月頃から今までと比べ、配達報酬が1割ほど下がっていると訴える声が増加しています。今後報酬額がアップするかどうかは不明ですが、現状、今まで通り稼ぐのは難しいと言えるでしょう。

配達1件あたりの報酬目安
先述した通り、報酬目安は地域や時間帯によって異なり、一般的には配達距離や配達時間などによって報酬が決定されます。一般的には200円から500円程度。

配達員を始めたばかりの頃は、たいてい1時間に2件ほどしかこなす余裕がなく、多くても時給換算で1,000円程度となるケースが多いでしょう。中級者となると、1時間3件程度、上級者は1時間に5件ほどこなすことも可能。時給換算で最大1,500円~2,500円ほど稼ぐことができます。

なお、この他にもクエストやブースト、ピーク料金をうまく活用することでより1件あたりの報酬をアップさせることができます。

配達できる件数は1時間で3件程度
エリアにもよりますが、配達できる件数は1時間で3件程度。効率よく稼げる場所にいて、かつピークタイムの場合は1時間で5件ほど配達することも可能。ただし、15時~17時のアイドルタイムはそもそも注文が入りにくく、配達したくてもできない状況となることもあります。

チップも重要 | タワーマンションが多いエリアなどを狙う
チップはサービス手数料の対象とはならないため、100%配達員が獲得できます。

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チップは客が完全に任意で配達員に与えるもの。1円~注文額の2倍の金額まで払うことができます。日本はチップ制度に馴染みがなく、必ずしももらえるものではありませんが、早くて丁寧な配達を心掛けていると、もらえる確率も上がるでしょう(画像=『オトナライフ』より 引用)