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日本の将来は非常に暗い

日本の3大病は人口減少、少子化、高齢化である。国を経済的に成長させるためには人口の増加が必ず必要。それに加えて生産性の向上が必要である。人口の増加がこれからの日本で期待できないとなると、生産性の向上を図るしかない。それでも日本の将来は非常に暗い。何しろ、20年後には1.5人の労働者が1人の高齢者の社会福祉を負担するような構造になってしまうのである。

例えば、2021年の労働生産性(GDPを就業者数の総労働時間で割ったもの)の国際比較を見ると、日本は世界で28位となっている。勿論、G7の中では最も低い国となっているし、隣国の韓国にも追い越されている。

社会実情データ図録より