みなさん、朝ごはんは何を食べていますか?
タイの伝統的な定番の朝ごはんは、ジョークと呼ばれるお粥だったり、甘いサンドイッチだったり、だいたい屋台で気軽に買ったり・食べたりできる食べ物です。そんな色々な種類の朝ごはんの中でタイ南部の名物といえば、カノムチーンという料理が人気です。今回はそんな南部の名物料理「カノムチーン」を紹介します!
カノムチーンとは?

(画像=『たびこふれ』より 引用)
カノムチーンとは、日本の素麺よりも少し太めの米麺に各種カレーをかけていただく料理です。自宅で作る料理というより、専門屋台やレストランでいただきます。タイ南部では、朝食や昼食として食べる人が多いです。(専門店は早朝から昼まで営業して締まるお店が多いです。)
カノムチーンで使う米麺は、見た目は日本の素麺に似ていますが、サラサラとした素麺とは異なり麺と麺がくっついたベタベタとした少し発酵した香りがする麺です。バナナの葉っぱに包まれていて、水に濡らした手で取り分けて食べるのが伝統的な食べ方なんだそう。
ちなみに、麺だけならばイサーン料理と呼ばれるタイ東北料理のモチ米(カニョウ)に並ぶ主食としても人気の麺ですよ。
「カノムチーン」のカレーの種類

(画像=『たびこふれ』より 引用)
カノムチーン専門店には、カノムチーン専用のカレーがたくさんあります。カレーの種類は、地域や専門店によって異なりますが、南部で人気のカレーは、ナムヤーと呼ばれる魚がベースになった辛いさらりとしたソースです。グリーンカレーが好きな人は、「ゲーンキャオワーンガイ」と呼ばれる鶏肉入りグリーンカレーも!ちなみに、タイ屈指のリゾート地プーケット名物は、たっぷりのカニ肉が入った「ゲーンプー」と呼ばれるカレーですよ。