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息を切らして階段を登り切ると、奇跡のような光景が
今にも転がり落ちそうな黄金岩の不思議
息を切らして階段を登り切ると、奇跡のような光景が
さらに石段を登り詰めると、左手に9人の高僧像がずらり。それを眺めつつ進んで急に開けた前方に目をやると、思わず息を呑みました。

(画像=『たびこふれ』より引用)
広大な山並みを背景に、太陽の光を浴びて燦然と輝く「ゴールデン・ロック」と、その上にそそり立つ仏塔が出現したのです。
ミャンマーのチャイティーヨー・パゴダのように巨大なものではありません。けれど、今にも転げ落ちそうな、不安定な格好で別の岩の上に乗っかっている黄金岩には、思わず両手を差し伸べて支えたくなるような迫力があります。
今にも転がり落ちそうな黄金岩の不思議
それにしても、この大岩は一体どうやって今の位置に収まったのでしょうか。
近づいてよく見ると、台になっている岩とその上に乗っかっている大岩との間にはわずかな隙間が空いています。
この隙間がどうやってできたのかも、大いなる謎だと言えるでしょう。