メキシコのお酒といえば何が思い浮かぶでしょうか?
日本で有名なのは、ビールのコロナもしくは、パーティーで飲むテキーラかと思います。しかし、メキシコにはもっとディープなお酒があるのをご存知でしょうか。
以前の記事"メキシコ文化がぎゅっと詰まったオアハカのユニークな伝統料理とお酒"でも少し紹介しましたが、私が2ヶ月ほど滞在しているオアハカには、メスカルと呼ばれるお酒があります。
今回、メスカルをディープに知れるメスカルマスターが主催するツアーに参加させてもらったので、その時の模様とともに、メスカルの魅力をお伝えします。
目次
はじめに、メスカルとは?
メスカルとテキーラの違いは?
はじめに、メスカルとは?
メスカルと一言で言っても、種類は様々。基本的なメスカルの定義は、アガベと呼ばれるリュウゼツランという植物から作られる強いお酒です。
メキシコを旅していると、このアガベがそこら中に生えていて、サボテンと同じようにメキシコ独特の風景を作っています。風景の写真を撮っていても、面白い部分の1つです。
もともと、アガベから取れるアルコール度数の少ないお酒を飲んでいた先住民族たちが、スペイン人が来た後に蒸留の仕方を学び、そこからメスカルが作られ始めたそうです。

(画像=<アガベをオーブンで焼いた後。大きな鉈で、小さく切り刻んでいきます>、『たびこふれ』より引用)
メスカルとテキーラの違いは?
では、メスカルとテキーラの違いは何でしょうか?
もともとテキーラはメスカルの1種で、メスカルはテキーラの母と呼ばれています。
そして、テキーラは1つの種類のブルーアガベからしか作られないのに対し、メスカルは様々な種類のアガベから作られます。
他にもいろいろな違いがありますが、ここで書き出すとめちゃくちゃ長くなってしまいますので、今回は割愛します。

(画像=<私の滞在しているホステルのオーナーが作っているメスカル!オアハカでしか手に入りません。バッタのおつまみと一緒に撮影してみました。深みがあって、とても美味しいメスカルです>、『たびこふれ』より引用)