コーチングを受ける際は、ここに気を付けよう!

実際にコーチングを受けてみた経験から、個人的にここに気を付けたほうが良いという点をまとめます。コーチングの時間を有効に活用し、自分の成長につながるコーチングを受けるために心がけるべきことですので、ぜひ、試してみてください。

とにかく相性の良いコーチに出会おう

コーチも人ですから、相性があると思います。もちろん嫌な人や、ムカつく人はいませんでしたが、細かい部分で自分に合う・合わない、好き・嫌いを感じることはあります。

まずは直感で良いので、自分が「この人ならOK!」という人を探しましょう。コーチの方々は、トライアルのような時間を作ってくれますので、その時間でご自身の気持ちを見つめてみてください。このコーチなら納得して付き合っていけるのか、他の方にお願いしたほうが良いのか…。

私の場合は、時期を同じくして多くのコーチに会いましたが、その中で相性が合うと思ったのは、18人中4名でした。「4名に出会うために、18人の方にお会いした」とも言えるかもしれません。

自分が合わないと思ったら気にせずに断って良いということです。それは「良い、悪い」ではなく、「合う、合わない」ですし、コーチもクライアント自身に「合う」と思ってもらったほうが良いと考えています。断ることを気にする必要はありません。私は17人をお断りしていますから…。

もう一点、断って良い理由は、「今、合わない」だけで、しばらくして「あのコーチどうしているかな?」と思い出し、あらためてセッションを受ける可能性があるからです。

その状況に立ち会えることはコーチとしては非常に嬉しいはずです。数年後のために、ご縁があったと考えることができます。コーチはクライアントの可能性を信じ、クライアントが必要と思う時に支援してくれるはずです。

ということで、「違う」と思ったら、どんどん断りましょう!

Smart相談室では、さまざまな属性のコーチを選択してコーチングを受けられ、回数も自由に設定できます。はじめてコーチングを受けてみようと思われる方は、複数のコーチの方に1回ずつ申し込めば、どのようなコーチが今の自分に合っているのかわかると思います。

フラットな関係を作ろう

仮にコーチングが始まったら、コーチとフラットな関係を作りましょう。お互い、対等な関係でやり取り、発言ができることで、これまで気付かなかった自分に気付き、ひとりではできなかったことが、コーチとならできるようになります。

自分が遠慮していると思ったら、その旨をコーチに伝えて、遠慮しなくて良いか許可を取りましょう。コーチは遠慮しなくて良い、と言うはずです。

関係性に違和感があったら、必ず口に出してコーチに伝えましょう。そうすることで、関係性をリセットして、フラットな関係になれます。これは、コーチが自分に遠慮していると感じた際も同じです。

Smart相談室のコーチは、さまざまな相談者とのセッションを経験しており、よりフラットな関係作りが上手な方々です。時間に身を任せても、ご自身から気持ちをどんどん伝えても、それぞれ上手くいくでしょう。

嫌なことに対応しよう

コーチングセッションを重ねていくと、今まで自分が触れたくなかったことに遭遇します。辛い、逃げたい、考えたくない、そんなネガティブな感情が沸き起こっていきます。

そんな時は、そのトピックを扱いたくなければ、正直にコーチに伝える。その感情にフォーカスしたいのであれば、一緒に伴走してもらうのも良いでしょう。

気を付けなければならないのは、ご自身の心理的状況についてしっかりとコーチに伝えることです。もしかするとそのような時は、話を進めることを止めたほうが良いと考えるコーチもいるかもしれません。

ネガティブな感情への対応については、コーチもさまざまな判断をされるようです。まずはネガティブな気持ちに対応し、ご自身がどうしたいかをコーチに伝えてみてください。

Smart相談室では、さまざまな相談に対応しています。ネガティブな感情に関しても、どんどんご相談いただき、一緒に次のステップを模索できればと考えております。

沈黙を楽しもう

コーチングセッションを行っていると、さまざまな理由から声が出なくなることがあります。コーチングの旅は、通常の思考やマインドではない状態へあなたを連れて行ってくれますので、これまでにない体験をします。

その結果、発言できない、発言がない状態になるのです。この沈黙を楽しんでください。無理に沈黙を破る必要はありません。

コーチは、沈黙を楽しんでいます。沈黙の先に何があるのだろうか?沈黙の先にクライアントの新しい世界、気付きがあるのではないか?そんなことを思案しながら、あなたと同じ思考を体験しています。

沈黙の長短に優劣はありませんが、長く沈黙することは悪いことではありません。沈黙で1回のセッションが終わっても良いです。その沈黙は、コーチング上、あなたにとって必要なものです。

Smart相談室では、そのセッション時間は相談者様のためのものと考えています。とことん相談者さんに寄り添い、ます。必要であれば、何度でもセッションを行います。

より多くの方の生産性を上げ、日本全体の生産性を上げることはSmart相談室のミッションです。

<著者プロフィール>

藤田康男
株式会社Smart相談室
代表取締役

医療系人材紹介会社にて10年間、複数事業の立ち上げや組織マネジメントに従事したのち、2021年2月に株式会社Smart相談室を設立。
これまでのマネージメント経験から、従業員のメンタル不調に関して課題感を持ち、独自の視点から、課題に対するソリューション「Smart相談室」を提供中。日本の生産性を高め、社会に貢献したいと考えている。

Smart相談室:https://smart-sou.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/Yasuo_chan