自炊する

一番効果的なのは自炊である。外食やスーパーの惣菜は恐ろしいほど砂糖が使われている。だが、自炊なら必然的に量は減る。筆者はよく野菜の煮込み料理を作るが、レシピで砂糖を使用するように書かれていてもまったく使わなかったり、使っても指定の半分とか30%くらいに控える。慣れれば野菜本来の甘味だけで十分おいしい。

また、特に飲み物は顕著だ。缶コーヒーなどはとんでもない量の角砂糖が使われるが、自宅でコーヒーをいれて飲むなら砂糖をやめたり、量を控えることになる。

特に砂糖は液体のものは固形以上に分量を取り入れることになるので、ジュースをやめ自宅で野菜と果物を使ったものにすればいい。これでも血糖値への悪影響はゼロではないが、少なくとも市販のジュースより遥かにマシであり、かつ栄養は含まれている上に味は極上においしい。

習慣を壊す

砂糖は簡単に習慣化する。筆者は東京で働いている頃、忙しいプロジェクトやストレスが溜まる仕事が続くと、毎日のように帰り道のセブンイレブンでデザートを買って寝る前に食べていた。今考えるとドーパミンをストレス解消に放出するためにやっていた行動だったように思う。ストレスがたまると甘いものが欲しくなってしまうのだ。

太ってきたことや、健康診断で指摘を受けたことを機にある日を境に帰り道を変えたり、財布を持たず定期券だけで出退勤をするようにした。そうすると欲しくても買えない。結果、甘いものを習慣的に食べることは自然にやめられた。本当は食べなくてもなんとかなるなら、そんな習慣は壊してしまえばいい。