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泥風呂とサウナ、個室風呂も楽しめる「ティンゴ」
熱々の湯が嬉しい「フィエロ」
泥風呂とサウナ、個室風呂も楽しめる「ティンゴ」

チュリンの中心部からモトタクシーで南へ15分ほどの場所にある「Baños Termo Medicinales Tingo(ティンゴ温熱薬湯温泉)」は、3か所の温泉に加え泥風呂やサウナなど、これまでご紹介してきた温泉にはないサービスが自慢。鉄分、リチウム、硫黄、コバルト、アルミニウムを含み、リウマチや関節炎、肥満、痛風、脳溢血、麻痺などさまざまな症状に効果があるとされています。

温泉は室内2か所と屋外に1か所あり、それぞれ32~38度になっています。

ミネラル成分たっぷりの泥風呂「Pozo de lodo(barro)」。湯船の底に沈んでいる美肌効果抜群の泥を自分ですくって自分で塗るという、シンプルなシステムです。ロビーにはお土産用の泥も売られていますよ。

自分でお湯の温度を調節できる個室風呂は、日本人には嬉しいですね。鉄分や硫黄分が多いためちょっと汚れているように見えますが、お客さんが出るたびにスタッフがきちんと掃除してくれているので、どうぞご安心ください。
また、ティンゴに来たらぜひサウナもご利用ください。個室サウナで、床には喉の不調や気管支炎に良いとされるユーカリの枝が置かれています。ユーカリ成分たっぷりの湯気は、リラックス効果も抜群です。
ティンゴ温泉
- 料金:3か所の温泉のみ 10ソレス、3か所の温泉+泥風呂+サウナ 15ソレス、個室風呂 10ソレス
熱々の湯が嬉しい「フィエロ」

ワウラ川右岸、チュリン村とティンゴのちょうど中間地点にあるのが、「Baños de Fierro(フィエロ温泉)」。ここはアンダヘス地区の管轄で、薬効成分豊かな熱々の湯が自慢です。鉄分、塩化物、重炭酸塩、アルカリ、マグネシウム、ナトリウム、硫酸塩、リチウム、カルシウム、硫黄を含み、関節炎、関節症、関節炎、けいれん、麻痺、筋肉性、喘息、気管支炎、ニキビ、乾癬や湿疹に効果があるといわれています。
フィエロの湯は38~42度もあるため、年齢にかかわらず高血圧の人と56歳以上の人は入場前に無料の血圧検査を受けなければいけません。ちょっと面倒くさいですが、温泉で気分が悪くなっては元も子もないのでしっかりチェックしてもらいましょう。

フィエロには温泉プールと個室があります。個室は38~42度で、熱々の湯が大好きな日本人には最高!しかしながらペルー人には熱湯以外の何ものでもないらしく、外の注意書きには「5分入浴したら10分休憩しましょう。個室利用は最大30分まで」と書かれていました。標高が2,000m以上あるので、確かにあまり熱いお湯に浸かると高山病を発症するリスクがありますが、もう少しゆっくり入浴したいですね。
フィエロ温泉
- 料金:10ソレス