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成長期の若者のための湯「フベントゥ」
薬効豊かな温泉が5種類も!「ラ・メセタ」

成長期の若者のための湯「フベントゥ」

ペルー秘湯巡り/その4 ペルーの草津温泉『チュリン』
(画像=『たびこふれ』より引用)

屋内外に複数の温泉プールを持つ「Baños de La Juventud(フベントゥ温泉)」。泉温32度でマグネシウムやカルシウム、マンガン、重炭酸塩、硫酸塩、鉄分などを含んでおり、神経系の病気や白内障、貧血、急性・慢性消化不良に良いといわれています。

また、骨の成長促進や女性の生殖器系の病気治療、疲労回復や細胞の活性化なども期待できることから、特に成長期の子供によいのだとか。だから"Juventud(フベントゥ)=青年"の湯なんですね。

ペルー秘湯巡り/その4 ペルーの草津温泉『チュリン』
(画像=『たびこふれ』より引用)

建物の内部では形の異なる3つのプールが組み合わされ、温水を噴射して筋肉をリラックスさせてくれる強力マッサージャーもあります。

屋外の露天風呂は大小合わせて9か所もあり、近年整備が進んでとてもきれいになりました。川沿いの階段を降りていくと、「Lengua de Diablo(悪魔の舌)」と呼ばれる小さな鍾乳洞もあります。

青年の湯(フベントゥ)温泉

  • 料金:10ソレス

薬効豊かな温泉が5種類も!「ラ・メセタ」

ペルー秘湯巡り/その4 ペルーの草津温泉『チュリン』
(画像=『たびこふれ』より引用)

チュリンの中心部から山側の坂を南へ400mほど登ったところに、「Baños termales La Meseta(ラ・メセタ温泉)」があります。ここの最大の特徴は、1,200平方メートルというさほど広くない敷地にいくつもの異なる泉質の温泉が湧いていること。ママワルミ温泉やフベントゥ温泉はどちらかというと観光客向きですが、このラ・メセタ温泉は地元の人が多く、湯治や健康のために訪れる人でにぎわいます。

ペルー秘湯巡り/その4 ペルーの草津温泉『チュリン』
(画像=『たびこふれ』より引用)

湯船がギターの形をしている「Piscina La Guitarra(ギタープール/34度)」。

ペルー秘湯巡り/その4 ペルーの草津温泉『チュリン』
(画像=『たびこふれ』より引用)

「La Esperanza(ラ・エスペランサ)」はリチウムを始め、硫酸塩、硫黄、アルミニウムなどを含んでいます。ここは湧出量がかなり多いのでしょう、温泉プールは2つあり、その地下にも大きなプールがありました。

その他、消化器系や糖尿病、泌尿器系の病気治療に役立つとされる「Don Bosco(ドン・ボスコ/32度)」や、慢性リウマチや関節炎、喘息によい「Santa Rosa(サンタ・ロサ/34度)」、同じくリウマチや関節炎に加え坐骨神経痛にも効くとされる「Ñahuin(ニャウイン/35度)」など、5種類の温泉があります。

ラ・メセタ温泉

  • 料金:10ソレス