■ ネガティブからポジティブなイメージに変えるには
その後10分の休憩をはさみ、後半がスタート。
「社会人生活において初対面で好印象を残すコミュニケーション」をテーマにイベントは進められました。最初にいきなり出演者にクイズが出題。

(画像=『おたくま経済新聞』より引用)
「人にネガティブな印象をあたえてしまった場合、ポジティブなイメージをもってもらうためには何回、良い印象をあたえないといけないのか?」
参加者からは「10回」「20回」「6回」などの意見が出ました。
堀岡さんによると正解は「8回」。これはアメリカのニューオーリンズ大学の教授がおこなった社会実験の結果だそう。「だから、イメージはとても大事」と、堀岡さん。
■ ハロー効果が大事
心理学には第一印象をずっと引きずる「初頭効果」と、1つの際立った特徴があるとそれに引っ張られる「ハロー効果」というものがあるそうです。
さらに「ハロー効果」にはポジティブなものとネガティブなものがあるのだとか。

(画像=『おたくま経済新聞』より引用)
例えば、「挨拶ができたり、清潔感があると仕事ができそう」「字が綺麗な人は頭が良さそう」など、あまり関係は無いのに良い印象を感じるのがポジティブハロー効果。
「第一印象は大事だけど、このように人の受け取り方はいい加減」と堀岡さん。これから就職活動などをおこなう場合、「ポジティブハロー効果」を味方につけてくださいと強く訴えていました。
具体的に第一印象を良くするポイントは「印象を構成するABC」とのこと。
「印象を構成するABC」のAは「Appearance(見た目)」、Bは「Behavior(立ち居振る舞い)」、Cは「Communication」。その中でも難しいのが「C」のコミュニケーション。