魅せ方の工夫で成果を最大化

最後はフォームの入力完了率を上げることが必要です。フォームの入力完了率を高めるためには、初見で入力が簡単そうに見せることが重要です。

入力フォームを見たユーザーが「入力が大変そう」と認識して離脱するケースが多いので、初見で簡単そうと感じさせることがポイントです。

また、入力フォームのエラー内容にも注意が必要です。例えば下の画像は電話番号のエラー文言ですが、エラーの原因をわかりやすく記載することで離脱率の改善に繋がります。フォームの離脱箇所を把握する際は、計測ツールを活用するのがおすすめです。

弊社では、マウスフローというヒートマップツールを使い、実際に離脱したユーザーの動きを録画し、明確な要因分析を行っています。

Webサイト改善の勝ちパターンのまとめ

以上の改善を順番に実施することで、成果を出すWebサイトに改善することが可能です。

ほとんどのWebサイトは、この考え方でPDCAサイクルを回すことで成果を出すことができるので、ぜひ実践してみてください。

<著者プロフィール>

石田哲也
株式会社ニュートラルワークス
取締役CMO

1984年生まれ。高校卒業後にISD株式会社を起業。その後、株式会社オプトでWebマーケティングを学び、株式会社メタップスなど複数のベンチャー企業にて事業立ち上げを経験。前職はワンダープラネット株式会社でゲームプロデューサーとしてスマホゲームアプリの制作に従事。2018年に地元の神奈川へ戻り、ニュートラルワークスに入社。SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善を得意とする。

【経歴】
2003年 ISD株式会社/起業
2009年 株式会社オプト/SEMコンサルタント
2011年 株式会社メタップス/シニアディレクター
2013年 ライブエイド株式会社/執行役
2016年 ワンダープラネット株式会社/ゲームプロデューサー・BizDev
2018年 株式会社ニュートラルワークス/取締役CMO