衰退するかしないかは環境次第

コンビニが、衰退するかしないかはフランチャイズ店舗の環境次第だ。

環境がこのままであれば、オーナーがいなくなり、店舗数も減少していく。環境を改善すると、バリューアクトが「お荷物」と考えているイトーヨーカドーと同程度まで、利益率が低下する。どちらにせよ、コンビニは「金のなる木」ではなくなるのだ。

イトーヨーカドーを売却し、コンビニへ注力することを提案したバリューアクト。彼らの目的は、企業価値(彼らにとっては株価)向上策を「提案」し、株価を上げ、売却益を得ることだ。

バリューアクトのウェブサイトのトップページには、

「We invest for the long term」(私たちは長期的に投資します)

とある。彼らのいう「長期」とはどれくらいの期間なのだろうか。