この映画は「劇場自体が日本一の心霊スポットになる」
――みなさんのこの先の予定をお聞かせください。
角:3月9日に横澤丈二さんが書いて、私が編集した『日本一の幽霊物件 三茶のポルターガイスト』(幻冬舎文庫)が発売されます。

横澤:これは入居時から現在までの幽霊史として書いています。
角:本が先でも、映画が先でも、どっちでも面白いと思いますね。普通はいろんな心霊スポット集めますが、この本はあの20坪の部屋だけで、200ページを超える話になっています。
また、3月23日に『ロフト9』で、映画の公開記念、本の出版記念のイベントを行います。また、企画段階ですが、映画公開前に横沢プロダクションから生放送をする予定です。公開こっくりさんや心霊相談所があるかもしれません。
後藤:監督ではなくプロデュースですが、映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が3月24日から公開です。女のコふたりが殺し屋で、めちゃくちゃアクションをする映画ですね。年内はあと4本ほど映画を作ります。エクストリーム配給の5作目もあるはずです。
――最後に映画を見に来られるお客さんにメッセージをお願いします。
横澤:近い将来、心霊現象が科学的に証明されたとき、見返すような映画にさせたいです。だから、疑う方は、めちゃくちゃ疑ってください。本作を見ればわかりますが、あれだけ映ってしまうと、私が逆の立場だったら「それ嘘でしょ」と言うと思うんですね。
でも、これが見られることで、世界のどこかで同じような現象が起きている人に挙手してもらいたい。そうすれば可視域で見れないものを見れる発明もできるのではと思っています。
角:試写会の段階で「映画を見たことで初めて霊感が芽生えた」「見てる最中に心霊現象に遭遇した」というような多数の報告を受けてるんですよ。ですので、劇場公開期間中は、映画館自体が日本一の心霊スポットになると思います。心霊スポット好きの方には絶対行ってほしいです。いろんな劇場での肝試しという、新しい感覚を体感していただきたいです。まさにこの映画自体が体験型ポルターガイストですね。
後藤:心霊業界のなかで、最高に新しいものが撮れていると思います。それを見てもらいたいのが一番です。あとはもう映画館でワー、キャーと言ってもらって、笑ってもらって、お化け屋敷みたいな感覚で見てほしいです。
「映画館自体が日本一の心霊スポットになる!!」と角さんが言い切るほど新感覚のホラードキュメンタリー『三茶のポルターガイスト』。あとは劇場で実際に体験するのがベストだ。『三茶のポルターガイスト』を見ることで、今年の春はあなた自身になにかが起こるかもしれない!?