第43位:石川県(出身Jリーガー5人)

代表的な選手:豊田陽平、大谷駿斗(いずれもツエーゲン金沢)、安田虎士朗(栃木SC)

石川県出身Jリーガーは5人。うち4人がツエーゲン金沢所属だ。地元出身者を育成しようという意欲が感じられる。FWの豊田陽平は、日本代表としても8試合に出場した経験を持っている。


ジェフユナイテッド市原・千葉 MF高橋壱晟 写真:Getty Images

第39位タイ:青森県(出身Jリーガー7人)

代表的な選手:櫛引政敏(ザスパクサツ群馬)、高橋壱晟(ジェフユナイテッド千葉)、嵯峨理久(いわきFC)

青森県には高校サッカー界屈指の強豪である青森山田高校があり、代表的な選手として挙げた3人はいずれも青森山田の出身。ザスパクサツ群馬のGK櫛引政敏は、2016年のリオデジャネイロ五輪にも出場している。また、同県のJクラブであるヴァンラーレ八戸所属選手の活躍も多い。

湘南ベルマーレ DF山本脩斗 写真:Getty Images

第39位タイ:岩手県(出身Jリーガー7人)

代表的な選手:山本脩斗(湘南ベルマーレ)、菊池流帆(ヴィッセル神戸)、藤村慶太(ツエーゲン金沢)

湘南ベルマーレ主力サイドバックのDF山本脩斗は、過去に所属したジュビロ磐田や鹿島アントラーズでも活躍。MF藤村慶太はツエーゲン金沢で不動の存在である。ヴィッセル神戸の中心選手であるDF菊池流帆は、3月4日のガンバ大阪戦で左膝前十字靱帯損傷で手術を受けており、復帰が待たれる。現在、岩手県のクラブ、いわてグルージャ盛岡に所属する同県出身者はゼロだが、隣県である宮城県のいわきFCに所属している選手が3人存在する。


ブラウブリッツ秋田 DF加賀健一 写真:Getty Images

第39位タイ:秋田県(出身Jリーガー7人)

代表的な選手:加賀健一(ブラウブリッツ秋田)、山本廉(栃木SC)、高橋潤哉(モンテディオ山形)

秋田県のJクラブであるブラウブリッツ秋田に3人、隣県である山形県のモンテディオ山形に2人が所属している。今季出場を重ねている選手が少なく残念だが、Jリーガーを目指す秋田県の子供たちのためにも各クラブで主力を担う選手の増加を願っている。


第39位タイ:香川県(出身Jリーガー7人)

代表的な選手:家泉怜依(いわきFC)、延祐太(福島ユナイテッド)、田尾佳祐(カマタマーレ讃岐)

いわきFCのDF家泉怜依はプロ1年目からレギュラーの座を掴み、2022年J3リーグのベストイレブンに選出され、2023シーズンも、第6節までフルタイム出場を続けている。福島ユナイテッドのFW延祐太は、第6節までのうち4試合に出場。また、香川県のJクラブであるカマタマーレ讃岐にも3人の香川県Jリーガーが所属している。


セレッソ大阪 FW北野颯太(写真左) 写真:Getty Images