グレの2段ハリス仕掛け
実際に私がグレ、チヌを狙う際の2段ハリスの組み方を紹介します。グレの場合はミチイトはナイロンラインとPEラインの2通りを使います。
ナイロンラインを使用する際、ナイロンラインの先に中ハリスフロロカーボンラインを10mに対し食わせハリスを1ヒロ使用します。
PEラインの場合はPEラインの先にナイロンラインを10m、食わせハリスは1ヒロとします。PEラインは伸縮性がなくショックを吸収しにくいため、ナイロンラインを中ハリスとして使用します。この時のナイロンラインは高比重のものを選びましょう。
チヌの2段ハリス仕掛け
続いてチヌの場合です。私はチヌ釣りではほぼPEラインを使用します。
PEラインを使用する時のグレとの違いは、中ハリスにナイロンラインではなくフロロカーボンラインを入れることです。理由はチヌの啄むようなアタリをいち早く察知するためにも極力糸の伸びを少なくするためです。
また、チヌはグレと違い根に一気に突っ込んだり、青物等の大型の外道が釣れる可能性も低いので中ハリスにフロロカーボンラインを使います。仕掛けはPEのライン先にフロロカーボンラインを10m、食わせハリスはフロロカーボンライン1ヒロという感じです。
実釣での使用例
私は4年ほど前から2段ハリス仕掛けを使い始め、その釣りのしやすさから最近はほぼ2段ハリス仕掛けにしております。私の2段ハリス仕掛けの釣行記を簡単に紹介します。私が日振島の20番に釣行した時のことです。
当日は風が強く、白波が立っている状況でした。その時私が組んだ仕掛けが以下の仕掛けです。
日振島の20番というと良型のグレが釣れることで有名なので、少し強めのラインを選択しました。サンラインさんの「ハイコンタクト」は高比重で潮馴染みが良いので中ハリスには最適です。
当日は本流やヨレに直接仕掛けを入れるとイサキや小型の尾長が釣れる状況でした。なので手前にエサ取り用のまきエサを打ち、本流の引かれ潮に先打ちまきエサを3投してから仕掛けを流していきます。