幸いにして当初考えもしなかった第4の選択肢である「手掛けていた不動産開発事業を買収する」という大ジャンプをしたらうまくいったからよいもののそれがなければこのブログも存在しなかったのでしょう。
しかし、その不動産開発事業にも終わりがあります。それが近づいてきた時、「もうすぐ完成だ!」という嬉しさと「さて、この先どうしようか?」という不安が再び襲ってきます。大きな判断です。引き続きデベロッパーをやるべきか悩んだ結果、「デベはちょっとお休み」という結論を出しました。他のデベロッパーからは惜しむ声も頂きましたが、私にはそれほどの資金力と度量と人材がないというのが結論です。
つまり人生、続けざまにジャンプは出来ない、むしろ、ここは今までの開発事業の後片付け(=瑕疵のフォローアップ)などをしながら、駐車場事業とカフェ事業を立ち上げることにしたのです。たまたま駐車場と店舗スペースという資産を持っていたのでそれを有効に活用すればよいビジネスになると考えたわけです。私の多業種事業家としての始まりでした。
さて、昨今言われているリスキリング。これも結局、自分の社会人人生の究極の選択肢だと思うのです。技術の進化やロボット、IT化で自分は将来必要とされないかもしれないので職の選択肢を増やすために何か身に着けようという訳です。しかし、人間にはキャパシティがあるし、好き嫌いもあります。数字が嫌いな人に経理をやれと言っても無理なのと同じです。
カナダにはワーキングホリディ制度があるので社会人を5-6年経験した人たちが1年間自分探しにやってきます。面接をすればほぼ確実に「外の世界を見たかった」という理由に収れんします。では「Youは何ができるの?」という話しになるわけです。結局多くの方は飲食系の店でアルバイトをすることになります。「あれー、自分探しなのにレストランでサーバーさん?」です。手に職が無いし、英語がペラペラなわけでもないので自分を求めているのは飲食店しかなかったともいえるのです。
その自分探しの方々に一番人気のポジションが「マーケティング」。内容を理解しているのか、SNSマーケティングというごく一部の分野だけをマーケティングと称しているのかわかりませんが、大人気であることは確かです。しかし、カナダに来たばかりでマーケットもわからないのにマーケティングをやりたいとはある意味、凄いですよねぇ。