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■散り際に淡墨色となる「岐阜県の桜」
■まとめ

■散り際に淡墨色となる「岐阜県の桜」

岐阜県には日本三大桜のうちのひとつ、「根尾谷淡墨桜(ネオダニウスズミザクラ)」がある。一般にウスズミザクラと呼ばれ、その名の通り淡墨色に変化するという特性を持つ。

そもそも日本三大桜は、大正時代に法律で定められた国指定の天然記念物である。それぞれ福島県、山梨県、岐阜県にあり、なかでも岐阜県のウスズミザクラは、25mもの範囲に枝を伸ばす雄大な姿で知られている。

ウスズミザクラの花びらは、つぼみのときは薄いピンク色に、満開時には光沢を持った白色に、散り際には淡く墨色になる。樹齢1500余年を誇る一本桜として迫力があるが、その反面一つ一つの花弁は慎ましく、おおらかな雰囲気を併せ持つのが特徴だ。

開花時期は例年4月上旬から中旬頃で、開花期間中はライトアップされた姿も楽しめる。岐阜県内には桜の名所がほかにも多数あるため、あわせて訪れてみてほしい。

■まとめ

本記事では、美しい日本の桜の歴史や基礎知識、少し変わった桜の品種情報を解説した。

日本の桜前線は1月から5月頃まで、ゆったりと楽しめるのが特徴だ。ぜひ本記事で紹介した桜の豆知識を、これからの花見シーズンに役立ててほしい。

提供元・男の隠れ家デジタル

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