タイポグラフィを学べる本3選
タイポグラフィとは、文字の配列やフォントをデザインする技術のことです。これにより、文章を読みやすくしたり、文字を使ってデザインを作ったりできます。
デザインの目的は伝えたい情報を、伝えたい相手にきちんと伝えることであり、そのうえでものを言うのが文字(文章)です。
どんな種類のデザインにも欠かせないタイポグラフィについて学べる本を3冊紹介します。
タイポグラフィの基本ルール ―プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック―
『タイポグラフィの基本ルール ―プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック―』は、タイポグラフィの基本ルールを深く、わかりやすく解説している本です。文字量は多いものの、その分説明が詳しく、初心者でもきちんと理解できるでしょう。
画面上で作ったデザインを印刷したときに、どのような見え方になるのかを示すための、原寸見本も掲載されています。理論・実例ともに充実していて、タイポグラフィの教科書として評判です。
見開きでの解説、原寸大で見るべき部分も多いため、電子書籍より紙の本がおすすめです。
>>タイポグラフィの基本ルール ―プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック―
レタースペーシング タイポグラフィにおける文字間調整の考え方
『レタースペーシング タイポグラフィにおける文字間調整の考え方』は、文字間の考え方、レイアウトについて詳しく解説している本です。文字間を変えることで印象がどう変わるのかを、理論と実例でしっかりと教えてくれます。
レタースペーシングの歴史や頻出用語を解説したうえで本筋に入るため、初心者でも無理なく読み進められるでしょう。
これまで紹介してきた本と比べ文字量が多く、読み進めるには時間と労力がかかるかもしれませんが、その分読み応えがあり得られるものも多いです。「文字の詰め方」という曖昧な、人の数だけ答えのある領域について、じっくりと紐解いていく一冊です。
>>レタースペーシング タイポグラフィにおける文字間調整の考え方
ほんとに、フォント。 フォントを活かしたデザインレイアウトの本
『ほんとに、フォント。 フォントを活かしたデザインレイアウトの本』はフォント、つまり文字のデザインについて深く解説している本です。「目立たせる=太く・大きくする、だけじゃない」ということを、実例と理論で教えてくれます。
どんな印象を与えたいかという「デザイン要素」と、伝えるべき情報をしっかり伝えたいという「文字情報」を両立したフォント選びが学べます。本書で学ぶことで、デザイン性が高く目を引き、読んでもらいたい部分をしっかり読ませられるデザインができるようになるでしょう。
>>ほんとに、フォント。 フォントを活かしたデザインレイアウトの本