本は読者の知識レベルや目的を踏まえ、その読者に必要な情報が体系的にまとめられています。特にデザイン本は実際のデザイン例や図解も多く掲載しており、このような良書を選ぶことで、初心者でも無理なくデザインを学んでいけるでしょう。
本記事ではデザインを学ぶ方法や本の選び方を解説します。WebデザインやDTPデザイン、配色やタイポグラフィといったデザインの種類・要素別のおすすめ本も紹介します。
- デザインを学ぶ3つの方法
- デザインを本で学ぶときのコツ
- デザインの種類・学びたいこと別のおすすめ本19選
デザインを学ぶ3つの方法
デザインを学ぶ方法は大きく3つに分けられます。お金をかけずに手軽に学べる「Webサイト・動画」、それなりの費用がかかるものの挫折しづらい「スクール・セミナー」、今の自分に必要な知識を体系的に身につけられる「本」の3つです。
それぞれのメリット・デメリットや、どんな人におすすめなのかを解説します。
Webサイト・動画
Webサイトや動画は「デザインに興味があって勉強してみたいけど、続けるかどうかはわからない」という人におすすめの勉強方法です。
スマホやPCを使って知りたいことをすぐに、ダイレクトに調べられて、お金もかかりません。わからないことをサッと調べるのにはもちろん、情報の更新も早いので、最新情報を確認したいときにも役立ちます。
ただ、Webの情報は玉石混合で、すべてが正しいとは限りません。「説明がわかりづらい」「概要はわかるけど、深いところまではわからない」といったことも多く、Webだけですべてを学ぶのは難しいでしょう。
スクールやセミナー、本などで勉強しながら、ちょっとした調べ物に使うのがおすすめです。
スクール・セミナー
スクール・セミナーは「独学で挫折したことがある人」や「実務に役立つスキルを最短で身につけたい人」におすすめの方法です。
それなりの費用はかかるものの、講師にリードしてもらいながら、今の自分に必要な知識を効率よく学べます。一緒に学ぶ仲間もできるため、モチベーションも上がるでしょう。
スクール・セミナーによっては、ワークを挟みながら実践的なスキルを身につけられるところ、仕事の紹介までしてくれるところもあります。
本
本はコストパフォーマンスに優れた勉強方法です。周りのペースや開催時間に合わせる必要もないので、人によってはスクールやセミナーよりも早く、実践的なスキルを身につけられるでしょう。
本に書かれている内容は著者や編集者など複数の人によって精査されているため、正確でわかりやすいです。読者の知識レベルや目的などを意識して作られている本が大半なのもポイントです。今の自分に合った本を選ぶことで、最短距離で目標を達成できるでしょう。
ただ、自分に合った本を選べなければ、学びの効果は小さくなります。「はじめに」や目次をチェックして、自分の知識レベルや学びたいことに合った本を選びましょう。